ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

ドメーヌ・モーリス・エカール ブルゴーニュ・シャルドネ・レ・ペリエール 2023(白)

価格:4840円(2026年2月9日現在)
ドメーヌ・モーリス・エカール ブルゴーニュ・シャルドネ・レ・ペリエール 2023

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:このワインは私のお気に入りのワインの1つです。ACブルゴーニュとは思えない上質な果実味と上品な酸があり、いつ飲んでも「やっぱりおいしいなぁ」と思わず呟いてしまうようなワインです。とくに2023年はシャルドネにとって良年でもありますので、ぜひこのおいしさを共有したいと思って選ばせてもらいました。ブルゴーニュの白好きな方はきっと気に入ると思います。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:モーリス・エカールはコート・ド・ボーヌ地区のサヴィニー・レ・ボーヌ村のドメーヌですが、この村名は赤ワインが有名ですよね。ですが、栽培比率わずか7%のシャルドネから上質な白ワインも造られています。その中でも“レ・ぺリエール”という区画は1.5haと小さく、さらにこの中の1/3(0.5ha)が所有する畑で、ここで栽培されたシャルドネからこのワインは造られているのですが、年間生産本数はわずか約2700本のみとなります。畑を見に行ったことがありますが本当に小さい区画ですが高台で陽当たりが非常に良いところでした。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:魚料理や甲殻類、クリームソースを使った鶏肉料理や白身肉との相性が抜群です。繊細な酸味とミネラル感が、料理の旨味を引き立ててくれます。ハードタイプのチーズや、フレッシュな山羊のチーズをつまみに飲むのも格別です。グラスがどんどん進んでしまいます。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:アペリティフからメイン、食後のチーズやデザートにまで合わせられる万能選手です。キンキンに冷やしても、温度が上がってきてもそれぞれ違った魅力を見つけることができます。日常のシーンでも、ちょっと特別なシーンでもぜひこのワインを1本食卓に置いて楽しんでいただきたいです。

テイスティングメモ

甘み:ドライ ●――── スイート
酸味:穏やか ─―─●─ キリッと
重さ:ライト ─●─―─ フルボディ