ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

バルタザール・レス フォン・ウンサレム ピノ・ノワール2022(赤)

価格:6358円(2026年10月16日現在)
バルタザール・レス フォン・ウンサレム ピノ・ノワール2022

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の上野さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の上野さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

上野氏:暑い夏も終わり、気温も下がってくると良質な赤ワインが飲みたくなってきます。そんなときにオススメなのがピノ・ノワール種の繊細な赤ワイン。とくに近年注目されているドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)は、秋から冬にかけてしっとりと静かに味わいたくなります。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

上野氏:もともと、冷涼な気候を好む品種であることから、近年、ドイツのピノ・ノワールは世界中の愛好家から注目されていますが、中世からの長い歴史も持っています。とくにラインガウは修道士によって開拓されたピノ・ノワールの畑があり、この品種においてはドイツの中で歴史のある銘醸地として真っ先に名前が上がる産地です。有機栽培を行ない、伝統と革新を兼ね備えたバルタザール・レス醸造所のこのシリーズは現地でも人気で、ドイツのピノ・ノワールのポテンシャルの高さを感じていただける1本です。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

上野氏:タレの焼き鳥、とくに手羽先やモモなどのジューシーな部位には、スケール感も兼ね備えたこちらのワインがオススメです。ご自宅では鶏肉の照り焼きなどにも合います。マグロやカツオなどの赤身のお魚の刺身や鮨にも繊細なこちらのワインは寄り添ってくれます。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

上野氏:ちょっと特別な日の晩御飯に開けていただき、ゆっくりと楽しんでもらいたいです。温度は低めからスタートして、大きめのグラスで少しずつ変化していく様子を楽しむのもいいと思います。しっとりとした秋冬の夜長のお供にも。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ●――─― スイート
渋み: 控えめ ―●─―─ しっかり
酸味: 穏やか ――─●─ キリッと
重さ: ライト ─―●─― フルボディ