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西日本初のジャパンカルチャー発信型店舗「くら寿司 道頓堀店」4月22日オープン

2021年4月22日 オープン

「くら寿司 道頓堀店」のエントランス

 くら寿司は、西日本初となる“ジャパンカルチャー発信型”店舗の「くら寿司 道頓堀店」を4月22日にオープンする。

 同社では、入店から退店まで店員との対面や機器への接触無しで過ごせる店舗のコンセプト「スマートくら寿司」を考案。さらに、日本の文化を感じられる内装のグローバル旗艦店として2020年1月に「くら寿司 浅草ROX店」をオープン。道頓堀店は、その第2号店となる。

 内装は、浅草ROX店同様にクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が監修。浮世絵に描かれた江戸時代の寿司屋台をモチーフに、縁日やお祭りの楽しさを表現している。道頓堀店では、入口横の壁面に五雲亭貞秀の浮世絵を設置。SNS映えする撮影スポットとして、LEDで色が変わる提灯コーナーも設置されている。

五雲亭貞秀の浮世絵
LEDで色が変わる提灯のフォトスポット
くら寿司 取締役副社長 田中信氏
クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏

 また、ボックスシートには暖簾をかけ、“和”テイストのプライベート空間を演出。裸電球をイメージした暖色のLEDライトを吊り下げ、親しみやすさを表現している。箸や調味料などをテーブル内部に格納できる仕組みも導入されている。

 同社 取締役副社長 田中信氏によれば、暖簾は半個室の雰囲気を演出できるだけでなく、感染症対策にも一定の効果を期待できるとして、他の店舗への導入も進めていくという。

 所在地は大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-22 クロードビル2F。営業時間は11時~23時(ラストオーダー22時30分)だが、4月22日のみ12時~20時の営業となる。座席数は204席(ボックス34席、カウンター6席)。

 同店のオープンを記念したキャンペーンも実施される。グローバル旗艦店の2店舗(浅草ROX店では23日から)では、大阪発祥の郷土料理の箱寿司を商品化した「大阪箱寿司」(121円)を4月29日までの期間限定で提供。アメリカの人気メニュー「ゴールデンクランチロール」(242円)、「タイガーロール」(242円)、台湾の人気メニュー「あぶりサーモン照りマヨ」(121円)、「赤えび辛味だれ」(121円)もあわせて提供される。

大阪箱寿司
ゴールデンクランチロール
タイガーロール
あぶりサーモン照りマヨ
赤えび辛味だれ

 このほか、6月3日までの期間限定メニュー「ストロベリークリームソーダ」「メロンクリームソーダ」「ブルーレモンクリームソーダ」(各429円)を先行販売。5月10日まではマリーゴールドがトッピングされる。

(左から)「ストロベリークリームソーダ」「メロンクリームソーダ」「ブルーレモンクリームソーダ」

 その他の店舗においても「道頓堀店オープン記念フェア」として、4月23日から「激とろ」(110円)、「天然インドまぐろ上赤身三種盛り」(220円)などが提供される。

 発表会には、お笑い芸人の陣内智則とマヂカルラブリーも登場。マヂカルラブリーは、M1グランプリ同様のテンションで鮮度くんを無理矢理こじ開けるジェスチャーをするなど、くら寿司をテーマにした“漫才”を披露するも、陣内は「漫才ではない」と否定。その後、“漫才か否か”にかけて“カリフォルニアロールはお寿司か否か”論争も展開された。

くら寿司をテーマにした“漫才”を披露するマヂカルラブリー
陣内智則