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今度はアツアツ、丸亀製麺が持ち帰り専用の温かいうどん弁当を発売

2021年12月2日 発売

持ち帰り弁当の新製品(後ろの天ぷらは別売り)

 丸亀製麺は、持ち帰り弁当に温かいつゆと麺を使った「熱盛 丸亀うどん弁当」シリーズの3商品を12月2日に発売する。全国の丸亀製麺と麺屋通りで販売される。持ち帰り専用の商品で、店舗内で食べるメニューとしては提供されない。

 今回発売されるのは、「熱盛 えび天玉子あんかけうどん弁当」(590円)、「熱盛 えび天かけうどん弁当」(490円)、「熱盛 かけうどん弁当」(390円)の3つ。サイズは並のみ。従来から販売されている冷たいぶっかけうどんベースのうどん弁当は併売される。

専用の2段容器。下段が黒いため分かりにくいが熱々のつゆが入っている

 いずれの商品も専用の2段容器で提供され、上の段には麺や天ぷらなどの具材、下の段には熱いつゆだけが入っており、食べる前に麺が伸びたり天ぷらがふやけないようになっている。容器は重ねた時に固定できるようになっており、複数の弁当を持ち帰りやすくもなっている。

専用容器。このように下段が蓋にはまるようになっていて、重ねて運ぶときに崩れにくい
白い容器は従来の冷たいうどん用。熱盛シリーズ用に新たに容器が開発されている

 下の段の黒い容器は電子レンジでの加熱に対応。時間が経ってつゆと麺が冷めてしまった場合、つゆに麺を投入して電子レンジで温めることができる。目安となる時間は500Wなら3分、700Wなら2分半。ちなみに従来から売られている冷たいぶっかけうどんベースのうどん弁当は、つゆは袋に入っていて、容器も2段にはなっていない。

こちらはあんかけうどん弁当。溶き卵のまろやかな味が楽しめる

「熱盛 えび天玉子あんかけうどん弁当」については、つゆが玉子あんかけになっている。白だしをベースに溶き卵が入ったつゆで、通常の醤油ベースのつゆより、まろやかな味が特徴。このつゆはうどんにも天ぷらにも絡みやすく、食べているうちにどんどん減っていくが、つゆだけでも美味しいため、全部味わうにはレンゲやスプーンを用意しておくと良いかもしれない。

「熱盛 えび天かけうどん弁当」と「熱盛 かけうどん弁当」は、通常仕様のつゆが入っている。

 載っている具材は「熱盛 えび天玉子あんかけうどん弁当」と「熱盛 えび天かけうどん弁当」は共通で、えび天、ちくわ磯部天、野菜バラ天ときんぴらごぼう、卵焼き。「熱盛 かけうどん弁当」は、えび天がないだけで、あとは「熱盛 えび天かけうどん弁当」と同じとなる。

まず天ぷらをフタによける。卵ときんぴらも単品で味わうならよけておいた方が良いかも
つゆにうどんを投入して完成。細かいポイントは食べる人の好みでOK

 食べる時は、まず容器の上段に入っている天ぷらなどの具材をフタによけ、うどんだけをつゆに投入すると、天ぷらをサクサクのまま味わうことができる。なお、上段は中蓋のような構造で、裏面がつゆに接しているため、卓上などに直に置くには不向きなので注意が必要だ。

 丸亀製麺ではこのほかにも、季節限定の天ぷら商品として、「肉厚しいたけ天」(160円)、「あんこう天」(150円)、「厚切りハムカツ」(190円)を販売する。販売開始は11月下旬~12月上旬にかけてで、商品がなくなり次第、終了となる。北海道のみ、「肉厚しいたけ天」の代わりに「姫しいたけ串天」(140円)が販売される。

肉厚しいたけ天(左)とあんこう天(右)。どちらもボリューミーだが、揚げたてに齧り付くとかなり熱かった
あんこう天の白身肉は歯応えも太さもそこそこあるので食べ応えあり

「肉厚しいたけ天」は名前の通り、椎茸の天ぷらだ。「あんこう天」はアンコウの白身の肉を天ぷらにしたもの。どちらも肉厚で食べ応えがあるが、脂っこさはない。肉厚なだけに冷めにくく、揚げたてに齧り付くのは火傷しそうだが、持ち帰りにも向いているといえそうだ。