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かっぱ寿司、1月12日より国産ネタや郷土料理モチーフの期間限定商品を販売

なんつッ亭監修の「秘伝の黒マー油豚骨ラーメン」も登場

2022年1月12日~

「The! 日本 大漁まつり」の新商品

 かっぱ寿司は、1月12日から「The! 日本 大漁まつり」フェアを実施し、期間限定商品を販売する。また、同じく1月12日から本格ラーメンシリーズの第16弾として、なんつッ亭監修の「秘伝の黒マー油豚骨ラーメン」を発売する。

「The! 日本 大漁まつり」は、1月のフェアとして実施されるもので、日本全国のネタやアレンジした郷土料理が提供される。期間は1月12日〜2月6日だが、商品がなくなった場合も終了となる。

「まるで海鮮丼 どっさり重ね盛り」。シャリは2貫だが見た目は「ひと山」

「まるで海鮮丼 どっさり重ね盛り」(2貫330円)は、海鮮丼のように盛り付けられた寿司。2貫となっているが、2つのシャリの上にどっさりとネタが盛られていて、1貫ずつ食べるのではなく、崩しながら海鮮丼のように食べるメニューだ。ネギトロや甘エビ、帆立、サーモンなどが盛り付けられていて、丼ほどの分量はないが、複数のネタが楽しめるためお得感が大きい。

「オホーツク海 ジャンボほたて」。こちらは実際の商品も1貫での提供

「オホーツク海 ジャンボほたて」(1貫330円)は、見たまんまの帆立だ。レギュラーの「ほたて」(2貫220円)に比べるとやや高いが、帆立自体のサイズが通常の2倍以上あり、舌の上で帆立の身がとろけていくのを楽しむことができる。なお、厳選した素材を使っているとのことで、この商品だけは数量限定の提供となる。

「本鮪中落ち包み」。こちらも実際の商品も1貫での提供

「本鮪中落ち包み」(1貫220円)は、1年かけて集めた本鮪の中落ち部位だけを販売するもの。この商品だけ、マグロ自体は国産ではないが、有明産の海苔に乗せて提供されるので、それで全体を包んで食べられる。

「郷土料理はらこ飯 だし醤油炙りサーモンいくらのせ」。実際の商品は2貫で提供

「郷土料理はらこ飯 だし醤油炙りサーモンいくらのせ」(2貫220円)は、宮城県などの郷土料理の「はらこ飯」をモチーフにしたもの。本物の郷土料理は地方によってバリエーションがあるが、こちらはシャリの上に炙りサーモンといくらを載せている、シンプルな形だ。

「焼津港水揚げ とろかつお」。実際の商品は2貫

「焼津港水揚げ とろかつお」(2貫165円)は、シンプルな鰹の寿司。水産物としての鰹には、春に北上するのを獲る「初鰹」と秋に脂が載って南下してくるのを獲る「戻り鰹」があるが、こちらは「戻り鰹」の方だ。戻り鰹は獲れる年と獲れない年があるようで、2020年は獲れなかったが、2021年は獲れたため、それを商品化しているという。

「九州郷土料理 寒ぶり りゅうきゅう仕立て」。実際の商品は2貫

「九州郷土料理 寒ぶり りゅうきゅう仕立て」(2貫165円)は、大分県などの郷土料理「りゅうきゅう」をモチーフにしたもの。小さく切って味付けされた鰤が盛られた軍艦になっている。

「兵庫県産 ほたるいかの醤油漬け」。実際の商品も1貫

「兵庫県産 ほたるいかの醤油漬け」(1貫165円)は、ホタルイカの寿司。醤油漬けのホタルイカが丸ごと載せられている。ホタルイカはレギュラー商品にはないので、好きな人には見逃せない期間限定商品だ。

「青森県産 蒸しホタテの浜焼き風にぎり」。実際の商品は2貫

「青森県産 蒸しホタテの浜焼き風にぎり」(2貫220円)は、蒸した帆立に直火で焦げ目をつけて浜焼き風にしたもの。生の帆立とは全く風味が異なるので、帆立かぶりを気にせず、ほかの帆立と合わせてオーダーしたい商品だ。

「駿河湾産 釜揚げしらす軍艦」。実際の商品は2貫

「駿河湾産 釜揚げしらす軍艦」(2貫110円)は、名前の通り、釜揚げしらすを載せた軍艦。釜揚げしらすもかっぱ寿司のレギュラー商品にはないので、好きな人には嬉しいところ。釜揚げしらすは後述のサラダでも味わえる。

「北海道産 するめいかソーメン」

「北海道産 するめいかソーメン」(2貫220円)は、函館などで名産とされる、イカを細く切ったイカそうめんを載せた寿司。醤油が絡まりやすいので、昨年のリニューアルでかっぱ寿司に加わった出汁醤油と合わせてもよさそうだ。

 このほかにも、「駿河湾産 釜揚げしらす 山盛りサラダ」(385円)、「冬の味覚 天然あんこうの唐揚げ」(385円)、「長崎県産アジフライ」(550円)も販売される。

「秘伝の黒マー油豚骨ラーメン」

 同じく1月12日からは本格ラーメンシリーズの第16弾として、なんつッ亭監修の「秘伝の黒マー油豚骨ラーメン」が発売される。こちらは2月28日まで。価格は495円。

 なんつッ亭は神奈川県秦野市に本店があり、川崎店や海老名SA店などを展開するラーメン店。熊本ラーメン系のラーメンで、焦がしニンニクから作る黒マー油を浮かせた独特の見た目のラーメンが特徴。

 見た目や製法からは、濃厚こってり系かと思われがちだが、食べ口は極めてあっさりとしている。しっかりとした焦しニンニクの香りがするが、黒マー油は湯面に浮いているだけなので、口中がニンニクで満たされることはなく、豚骨スープはクリーミーながらもあっさりしている。寿司と一緒に食べても勝ちすぎることなく、むしろ寿司を引き立てるくらいの控えめさだ。

なんつッ亭の古谷一郎店主

 小さめの丼で麺も少ないので、分量的にこれだけでは一食分には足りないが、かっぱ寿司ではスープが残った場合、2021年にリニューアルした「本気のシャリ」(シャリのみ3貫で110円)を投入することも推奨している。