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サッポロビール、会員制コミュニティサイト「YEBISU BEER TOWN」オープン
2022年2月25日 13:05
- 2022年2月25日 発表
サッポロビールは2月25日、コミュニティサイト「YEBISU BEER TOWN(ヱビスビアタウン)」をプレオープンした。10月に正式オープンする。
YEBISU BEER TOWNは、ファン同士の交流の活性化を目指して立ち上げられた会員制のコミュニティサイト。会員登録(無料)すると、住民票が発行され、さまざまなコンテンツやイベントにアクセスできるようになる。
プレオープン当初は読み物コンテンツが中心となるが、10月の正式オープンに向けてキャンペーンやモニター募集などの企画が追加され、ヱビスやビールの文化について学べるYEBISU BEER COLLEGEもオープンする予定。3月末までは会員登録なしでも各種コンテンツを閲覧できる。
今回の取り組みを企画したマーケティング本部 ビール&RTD事業部 第1グループ ヱビスブランド ブランドマネージャーの沖井尊子氏は、将来的には新商品の開発にも参加してもらうなど、一緒にビールの未来を作っていく仲間になって欲しいとしている。
このほか、CCCメディアハウスのライフスタイル雑誌「Pen」とともに、雑誌「Pen+ 暮らしを彩る、ヱビスのある時間。」(1320円)を年2回のペースで制作。知的好奇心が旺盛な人に向けてヱビスの楽しみ方を提案していく。
3月15日~4月24日には、恵比寿新聞社が開催する「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」に協賛。恵比寿周辺の飲食店の料理人がヱビスビールに合うように考えた料理の投票企画となっており、約70店の参加店舗で逸品セットを注文することで投票に参加できる。
2月25日に開催されたオンライン発表会では、マーケティング本部 ビール&RTD事業部 部長の武内亮人氏が2021年の実績を振り返るとともに、2022年のマーケティング戦略を説明。
武内氏によれば、2021年のヱビスブランド缶の出荷実績は前年比102%だった。同氏は、2023年に予定されている酒税改正は、さらなるビールの活性化につながると見られ、中でも家庭用の缶が成長分野だとした上で、ヱビスらしさを際立たせ、ビールの魅力を高めていくために、YEBISU BEER TOWNをはじめとする施策を展開していくと語った。こうした施策を通じて、2022年は前年比114.8%の出荷を目指すとしている。