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丸亀製麺、肉うどんの具材を目の前で焼く「焼きたて」シリーズにリニューアル

2022年3月15日 リニューアル

リニューアルした肉うどん系商品

 丸亀製麺は、3月15日にレギュラーメニューの「肉うどん」系の商品をリニューアルし、「焼きたて 肉うどん」と「焼きたて 肉ぶっかけうどん」を発売する。さらに期間限定商品として、「焼きたて 牛すき釜玉うどん」も発売する。

「焼きたて 肉うどん」と「焼きたて 肉ぶっかけうどん」はレギュラーメニューとなるため販売終了時期は設定されず、「焼きたて 牛すき釜玉うどん」は6月上旬までの販売となる予定。いずれも一部店舗では販売されない。

麺を茹でるのと同じように客の目の前で生肉から調理する。割下の香りが食欲をそそる
調理された肉は、目の前でうどんに載せられ、そのまま客に渡される

 今回のリニューアルでは具材の調理方法が刷新され、オーダーを受けてから店頭のIHコンロで焼くようになっている。これにより、一緒に入っている玉ねぎは従来よりもシャキシャキ感が強くなり、目の前で調理されるので、香りや肉の焼ける音なども楽しめる。ちなみに丸亀製麺ではIHコンロは既存商品の親子丼などにも使われているが、IHコンロのない店舗では販売されない。

 従来商品に比べると価格もやや高くなっているが、その分、具材が約40%増えている。並と大の具材は基本的に同量だが、得になると具材も増量される。

かけうどんタイプの「焼きたて 肉うどん」

「焼きたて 肉うどん」はオーソドックスなかけうどんタイプの商品。麺は水でしめているタイプで、かけだしが使われている。温のみの商品で、価格は並が670円、大が790円、得が910円。持ち帰りも可能。

 実際に食べ比べてみると、かけだしに浸かっているため、ほかの商品と異なり、肉の甘辛い味付けは目立たないが、その分、全体の味わいがマイルドで、途中で生姜などを投入しての味変も楽しみやすい。肉の量は並でも結構多いので、従来の肉うどんと同じ感覚で食べると肉が余りそうなくらいでもある。

ぶっかけタイプの「焼きたて 肉ぶっかけうどん」

「焼きたて 肉ぶっかけうどん」はぶっかけタイプの商品。こちらも麺は水でしめられているタイプだが、今回の商品の中では唯一、温冷両方が可能。価格はかけうどんタイプと同じで、並が670円、大が790円、得が910円。持ち帰りも可能。

 こちらはぶっかけタイプということで、濃厚なぶっかけだしが麺の下に入れられている。本来ならばそのぶっかけだしと具材・うどんで楽しむところだが、肉自体が甘辛い特製の割下で味付けされているので、まずは肉だけを味わうところからおすすめしたい。肉・うどん・ぶっかけだしを好きに組み合わせて食べられるのも魅力だ。冷やしにすると、冷たくしめられた麺と温かい肉のコントラストも楽しめる。

釜玉うどんタイプの「焼きたて 牛すき釜玉うどん」

「焼きたて 牛すき釜玉うどん」は釜玉うどんタイプの商品。麺は水でしめない釜抜き麺なので、ほかの2商品比べるとふわふわとした食感となる。釜玉なので生玉子がトッピングされているが、この商品だけ具材に玉ねぎが入っていない。温のみの商品で、価格は並が720円、大が840円、得が960円。持ち帰りには対応しない。

 釜玉ということでだしは入っておらず、通常なら卓上のだししょうゆを使うが、肉自体にしっかり味付けされているので、だししょうゆを入れないでも十分なくらいだ。ほかの2商品と異なり釜抜き麺なので、肉の味付けや生玉子の味が麺に絡みやすく、かき混ぜるとまさにすき焼きのような味わいとなる。