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丸亀製麺、TOKIO・松岡昌宏と共同開発して1か月約100万食を記録した「トマたまカレーうどん」が限定復活!
2022年4月21日 00:00
- 2022年4月26日~6月14日 販売
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」は、TOKIOの松岡昌宏と共同開発して2021年9月に期間限定で販売した「トマたまカレーうどん」を、4月26日から6月14日までの50日間限定で復活させる。同時期には新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」と、新トッピングの「追いチー」も登場する。
丸亀製麺「トマたまカレーうどん」復活など新メニュー
・「トマたまカレーうどん」(ひと口ごはん付)(温)
価格:並690円、大810円、得930円
・「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」(ひと口ごはん付)(温)
価格:並790円、大910円、得1030円
・トッピング「追いチー」
価格:150円
丸亀製麺では2021年1月から、「うどんで日本を元気にプロジェクト」を始動した。これは丸亀製麺とお客さまだけでなく、地域社会、生産者などと一緒に、“コロナ禍で失われている笑顔や元気をうどんで広げていきたい”という想いで立ち上げたプロジェクト。共創・共想をテーマに、さまざまな活動を行なっている。
そんな日本を元気にしたいという想いと、丸亀製麺の「手づくり・モノづくり」に共鳴したTOKIOが、2021年4月に「共創型パートナーシップ」を締結。昨夏に食育をテーマに国分太一と共同開発した「こどもうどん弁当」を販売し、1か月で約50万食という反響を得た。
次に松岡昌宏と共同開発した「トマたまカレーうどん」を昨秋に販売。こちらも非常に好評で、約1か月で100万食を突破。終了後も「定番メニューにしてほしい」という声が多く寄せられた。城島 茂とはキッチンカーで、手づくり・できたてのおいしさを日本全国に届けるプロジェクトが進行中。キッチンカーは「笑顔うどん号にこまる」と命名され、この春から本格始動する。
TOKIOとの「共創型パートナーシップ」の2年目は、反響が大きかった「トマたまカレーうどん」の復活からスタート。「せっかく復活するなら、今年バージョンをとなって、このトマたまに最も合うトッピングを丸亀製麺さんと共に探して、チーズに辿りつきました」と松岡。「チーズ好きはもちろん、オリジナルはちょっとスパイシー過ぎて難しいかもなんて思っていた人にも、チーズによるマイルドさで、多くの方々にもっと楽しんでいただけます」とすすめる。
4月15日に行なわれた先行試食会では、丸亀製麺の運営会社であるトリドールホールディングスの浦郷裕介氏が「トマたまカレーうどん」のこだわりや、おすすめのトッピングについて説明した。
「トマたまカレーうどん」は、にんにく、おろししょうが、ごま油、辛さの決め手となるカイエンペッパーを丸亀製麺の特製のカレーだしと合わせ、大きめにカットしたトマトと、仕上げの溶き卵で、酸味と甘みを引き出した奥深い味わい一杯。そんなこだわりのカレーだしに、打ち立てで、茹でたてのもちもちとした麺がよく絡み、食べ始めたら止まらなくなる。シメには「ひと口ごはん」にトマたまカレーをかけてカレーライス風にしたり、トマたまカレーに入れてリゾット風にするのもいい。
浦郷氏のおすすめは、途中の味変やひと口ごはんを入れるときに、「だしソース」をほんのりと垂らすこと。和風の味わいが深まり、また新たなトマたまカレーになるという。辛さが苦手な人は、「温泉玉子」(80円)を加えるとマイルドに。「えび天」(160円)を入れるとエビチリ風になる。松岡は「かしわ天」(160円)のトッピングもおすすめする。
筆者は辛さに強いせいか、「トマたまカレーうどん」の試食で、それほど辛さは感じなかったが、食べ進める内に毛穴が開き、汗がじわじわにじみ出てきた。にんにくの旨みやトマトの酸味、溶き卵のとろっとした食感など、さまざまな味わいが楽しく、麺が実にもちもちで食べ応え十分。味わい深いカレーだしを最後まで食べきるために、添えられたひと口ごはんを丼に入れてリゾット風にした。汗を出し切ったのか、食べ終わったときにはさっぱり。筆者は並サイズを食べたのだが、ボリューム的にも大満足だった。
「トマたまカレーうどん」は持ち帰りもでき、浦郷氏はおうちアレンジとして、オリーブオイルをすすめる。「まるでアラビアータのような洋風の味わいになります」とのこと。そのほか、マヨネーズ、パクチー、パルメザンのトッピングもおすすめ。中でもパクチーは一気にエスニックな味に変化し、やみつき度がアップするという。なお持ち帰りの場合、ひと口ごはんの提供はない。また、通常は容器代30円が必要になるが、「トマたまカレーうどん」と「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」の2商品に関しては、容器代が不要になる。
「トマたまカレーうどん」を共同開発した松岡は、復活が決まった感想を次のようにコメントした。
松岡 「いろいろな方からすごく美味しかったという反響をいただき、自分のラジオ番組でも、多くのリスナーさんからメッセージをいただきました。また、いろんなミュージシャンや俳優の方からも『もうやんないの?もうやんないの?』という声があり、『いやいや、これは僕が言えることじゃないので』と話していたタイミングだったので、“復活”というこの2文字を聞いたときは本当にうれしい気持ちになりました。またみなさんに食べていただけるのか!という気持ちでいっぱいです」
今回、新たに登場する新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」は、4種のチーズを独自にブレンドし、「トマたまカレーうどん」の上にトッピングしたものになる。それについては、
松岡 「基本的に、丸亀製麺さんの弾力とコシのある麺に対して、負けないトマたまカレーという形で作らせてもらい、さらに(トッピングとして)何が合うかなってずっと考えていたんですが、やっぱりチーズはお子さんから女性から男性、みんな好きなんじゃないかと思いました。せっかくだから、チーズトッピングという新しいスタイルでやってみたいなっていうことでチーズを20種類くらい用意してもらい、粘り、チーズ特有の癖、食べたあとの口に残る味など『トマたまに合うのはどれかな』と考えて、4種類に。その4種類かの中から配分をいろいろと調整し、いろんな方のお力も借りて『これがベストなんじゃないか』と決定。トマたまカレーに合う最高のバランスの4種のチーズが出来上がったと思います」とコメントした。
4種のチーズで追い求めたのは、香り、コク、伸びとうどんに絡む一体感。実際には、ゴーダチーズで奥深いコク、レッドチェダーチーズで芳醇な香りとコク、モッツァレラチーズでしなやかなチーズの伸びやかすかな甘みとミルクの香り、パルメザンチーズで旨みと豊かな香りを演出した。この4種のチーズに決定した後も何度も試作を重ね、0.1%単位で配合を調整して出来上がったこだわりのチーズだ。
チーズをさらにトッピングしたい人向けに、同様のチーズを「追いチー」として提供。「チーズ好きの人なら、追いチーを追加して、Wチーズにするのもおすすめ」だと浦郷氏。この「追いチー」は全てのうどんのトッピングに使えるので、釜玉うどんや明太釜玉うどんに合わせるのもよいという。
「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」はチーズのコクや旨みが最高。ただし、トマトの酸味や溶き卵の甘みなど、個々の味わいがチーズに負けてしまうので、初めて食べる人なら、まずは基本の「トマたまカレーうどん」を味わうことをおすすめする。合計の金額が50円高くなってしまうものの、「トマたまカレーうどん」に途中で「追いチー」して、両方の味わいを楽しむのもよいかと思う。
なお、商品はなくなり次第、終了。昨年の人気ぶりからすると、新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」と「追いチー」は早期に販売終了となる可能性があるので、食べたい人は早めに訪れるほうがいいだろう。
汁飛びを気にせず、思い切り食べてほしいことから、今回、店舗限定で特製紙エプロンを4種類用意。配布店舗で特製紙エプロンを付ければ、食べる前からテンションが上がりそうだ。なお、特製紙エプロンはなくなり次第、通常の紙エプロンに代わる。
「トマたまカレーうどん」の復活販売を記念して、無料のひと口試食イベントが、4月23日~24日限定で開催される。TOKIOの城島茂と共同制作したオリジナルのキッチンカーで、打ち立て・茹でたてのうどんを用意。ひと口サイズの「トマたまカレーうどん」を、各日600食限定で提供する。
イベント概要
日時: 2022年4月23日~24日 各日11時~14時
会場: 下北線路街 空き地・イベントスペース(東京都世田谷区北沢2-33-12)
アクセス: 小田急線下北沢駅東口から徒歩約4分、下北沢交番西側
※1日600食限定・なくなり次第終了。混雑が予想される場合には、整理券を配布する場合がある