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おいしさとカロリーオフの両立を目指した「午後の紅茶 ミルクティー 微糖」

2022年4月5日 発売

キリン 午後の紅茶 ミルクティー 微糖

 キリンビバレッジは、「キリン 午後の紅茶 ミルクティー 微糖」を4月5日に発売する。容量は500mlで、店頭価格は140円(税別)程度になる見込み。

 同商品は、2019年に発売されて30~50代女性を中心に人気となった「キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー」の後継となるもので、本格的なミルクティーの味わいでありながら、カロリー50%オフを実現していることが特徴となる。

キリンビバレッジ マーケティング部長の山田雄一氏(左)とブランドマネージャーの加藤麻里子氏(右)

 同社 ブランドマネージャーの加藤麻里子氏によれば、清涼飲料に対する糖やカロリーへの忌避意識が高まっており、30代以上でその傾向が顕著になっており、実際に紅茶飲料の市場において、無糖・微糖の商品のウェイトが大きくなってきている。一方でコロナ禍での消費の2極化により、味わいに対する期待も高まっており、おいしさとカロリーオフの両立が求められていると分析。おいしさとカロリーオフのバランスを見極めるため、約200のサンプルを試作し、有糖のミルクティーと遜色ないおいしさを実化できたとする。

 味わいの面では、「午後の紅茶 ミルクティー」と比べ、ミルク分と茶葉を1.2倍使用することで贅沢な味わいを実現しながら、スリランカ産のウバ茶葉を10%使用し、通常よりも茶葉の量を増やして抽出するリーフリッチブリュー製法により、茶葉の香りを引き出している。

 カロリーについても、「午後の紅茶 ミルクティー」の半分となっており、100mlあたり17kcalだった「ザ・マイスターズ ミルクティー」と比べても、15kcalとさらに低カロリーを追求している。

 同社 マーケティング部長の山田雄一氏は、紅茶市場は他社の参入が活発化し、タピオカブームもあった影響で2019年に異常値を示し、その後2年連続で苦戦する形となったが、長期的には拡大傾向にあり、中でも無糖・微糖のカテゴリーが市場を牽引するとの見通しを示した上で、2022年は「『午後の紅茶』だからできる幸せなこと、もっと、もっと。」をテーマに、12回の商品投入を行なっていくとしている。