ニュース

“コーヒーかす”が原料のバイオコークスで焙煎したコーヒー、「モスバーガー&カフェ」で発売

ブレンドコーヒー/カフェラテ/アイスカフェラテ

2022年3月24日 発売

“コーヒーかす”が原料のバイオコークス

 モスバーガー(モスフードサービス)は、“コーヒーかす”のバイオコークスで焙煎したブレンドコーヒー/カフェラテ/アイスカフェラテを「モスバーガー&カフェ」で発売した。

 バイオコークスとは、コーヒーかす・茶殻・食品残さ・間伐材などのバイオマス(再生可能な生物由来の有機性資源)を原料として製造する固形燃料で、2005年に近畿大学が開発した。光合成を行う植物資源などを100%原料にしているため、CO2の排出量を抑えることができ、環境に配慮したエネルギーとして期待されている。

 今回は近畿大学と石光商事が共同開発した“コーヒーかす”を原料にしたバイオコークスを焙煎時の燃料に使用している。

 なお、コーヒー豆はブラジルの優良産地であるモジアナ地域・セラード地域で、障がいのある生産者が丁寧に栽培・収穫した「ダイバースコーヒー」を一部配合している。

モジアナ地域のコーヒー農園

「ブレンドコーヒー」は、ブラジル産・エチオピア産・コロンビア産のコーヒー豆を使用し、香りとコクがどちらも心地よく感じられる「アフターミックス製法」で焙煎・ブレンドしている。価格は260円。

「カフェラテ」は、ミルクに負けない味わいになるように、ブラジル産のコーヒー豆をメインに深煎りに仕上げている。エスプレッソの苦みを感じつつも、口当たりまろやかという。価格は350円。

「アイスカフェラテ」は、エスプレッソのしっかりとした苦みとミルクの甘味が感じられるという。価格は390円。

「ブレンドコーヒー」(260円)
「カフェラテ」(350円)
「アイスカフェラテ」(390円)