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ワイルドターキー“12年”が復活販売。8年はデザインリニューアル

2022年9月 発売

「ワイルドターキー 8年 700ml 箱入り」(左)と「ワイルドターキー 12年 700ml」

 CT Spirits Japan(シーティー スピリッツ ジャパン)は、米国プレミアムバーボンブランド「ワイルドターキー」から「ワイルドターキー 8年」のボトルデザインリニューアルと「ワイルドターキー 12年」の復活販売を発表した。

ワイルドターキー 8年(2022年9月発売予定)

・「ワイルドターキー 8年 700ml」(4070円前後)
・「ワイルドターキー 8年 700ml 箱入り」(4070円前後)
・「ワイルドターキー 8年 1000ml」(4620円前後)

 規定では2年以上熟成すればストレートバーボンを名乗ることができるところ、バーボンとしては異例となる8年の長期熟成を行ない、その原酒をふんだんに使っている「ワイルドターキー 8年」は、内側を最も強く焦がしたアリゲーターチャーと呼ばれる樽を用い、ワイルドターキーの特徴であるバニラとキャラメルの香り、甘さとスパイシーを持つ個性的な味わいに仕上がっている。

 今回はワイルドターキーの特徴の1つである長期熟成をウイスキー自身の色合いで直感的に理解されることを狙いデザイン。ボトル表面にブランドのアイコンであるターキー(七面鳥)を抽象化し浮き出し加工することで、洗練されたクラシックスタイル表現とプレミアムイメージの視覚化を図ったという。

ワイルドターキー 12年(2022年9月6日発売)

・「ワイルドターキー 12年 700ml」(8800円前後)

 年間の寒暖の差が30℃を超えるケンタッキーではウイスキーの熟成も急激に進み、多くの樽ではピークを過ぎるとタンニンなど味わいを損ねる成分が出てくるため、おおむねウイスキーの熟成は10年が限界とされているが、ワイルドターキー蒸留所の熟成庫に眠る樽の中から長期熟成に適したものを厳選し、その原酒をふんだんに使っているのが「ワイルドターキー 12年」になる。内側を最も強く焦がしたアリゲーターチャーと呼ばれる樽を用い、ワイルドターキーの特徴であるバニラとキャラメルの香りがさらに凝縮され、甘さとスパイシーにエレガンスさも備えた極めて個性的な味わいに仕上がっているという。

 ワイルドターキーのブランド誕生から続く101プルーフ(アルコール分50.5%)という高い度数もワイルドターキー 12年の特徴で、アルコール分が高いことでボトリング時の加水を抑えているため、原酒の持つしっかりとした味わいを楽しむことができる。