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スペイサイド・ストラスアイラ最古の樽をボトリングした「ミルトン1949」1本792万円

2022年7月25日 発表

ミルトン1949(MILTON1949)GORDON & MACPHAIL PRIVATE COLLECTION

 UniCaskは、ゴードン&マクファイルがリリースした「ミルトン1949(MILTON1949)GORDON & MACPHAIL PRIVATE COLLECTION」の販売を「百年銘酒 from the cask」で開始した。

 ゴードン&マクファイルの熟成庫に現存するストラスアイラ最古の樽、1949年に蒸留された最後の一樽をボトリングした商品で、180本を用意。価格は1本792万円。

ミルトン1949(MILTON1949)GORDON & MACPHAIL PRIVATE COLLECTION

蒸留所: ミルトン蒸留所(ストラスアイラ)
地域: スコットランド・スペイサイド
蒸留: 1949年5月19日
瓶詰: 2022年1月6日
熟成年数: 72年
容量: 700mL
アルコール度数: 48.6%
生産本数: 180本
価格: 792万円

 ストラスアイラは1786年創業とスペイサイドで最も古い歴史を持つ蒸留所。付近を流れる川にちなんで古くからストラスアイラと呼ばれ、正式に蒸留所名がストラスアイラへ改名されたのは1951年からであり、今回の原酒が蒸留された1949年当時はミルトン蒸留所として知られていたことから、「ミルトン」を冠してリリースされた。

 この蒸留所は独特の形状を持つ小型の銅製スチルによってリッチでフルーティ、そしてフルボディな仕上がりとなる特徴を持っており、この特徴を最大限に活かすため、熟成させる樽としてファーストフィルのシェリーパンチョンを選び、72年間、熟練の技術によってこの樽を管理。そして「まさに今が最高の状態である」と判断した。これまでにボトリングされたなかで“最も古いミルトン”であり、“もう二度と世に送られることはない”という。