幕張新都心で無人自動走行ロボットによる移動販売サービスの実証実験

実証実験で使用される無人自動走行ロボット

　京セラコミュニケーションシステム（KCCS）は7月27日、無人自動走行ロボットによる移動販売サービスの実証実験を開始した。

　同社では、2021年8月～9月に北海道石狩市、2022年3月に千葉県の幕張新都心地区で無人自動走行ロボットを使用した配送サービスの実証実験を行なってきたが、今回は冷蔵機能を搭載した無人自動走行ロボットを用いて移動販売を実施する。

　走行エリアは3月の実験と同じく幕張新都心地区となっており、イオンスタイル幕張ベイパークを起点に公園やマンション、高齢者向け住宅などを巡回する。7月27日～8月10日の期間中、土日を含め週5日間運行する予定。

走行予定エリア

　冷蔵機能を搭載することで、冷たいドリンクやゼリーなどが販売可能となっており、利用者は車体に搭載されたタッチパネルで商品を選択し、電子マネーで決済すると、ロッカーが開いて商品を取り出せる。