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「サッポロ The DRAFTY」リニューアル、宇賀なつみが“うがちゃんねる”で商品をアピール

2023年3月6日 発表

「サッポロ The DRAFTY」をアピールする宇賀なつみ

 サッポロビールは3月6日、微アルコールのビールテイスト飲料「サッポロ The DRAFTY」のリニューアルならびに新テレビCMに関する発表会を開催した。

 マーケティング本部 ビール&RTD 事業部長の武内亮人氏は、「ビールの強化と新しいお酒の提案」という2023年の同社のマーケティング方針を説明。「個性的なビールを既に強みとして持っているが、それに新しいお酒の選択肢を掛け合わせて、サッポロビールらしい最適なプランの組み合わせを作り上げていく」と語った。

 今回の「サッポロ The DRAFTY」は、新しい選択肢を作り上げることにチャレンジしている商品で、「お酒を飲む方、飲まない方が双方に認め合い、楽しく豊かに生活できる世の中を目指し、ウェルビーイングに貢献していく」ものと位置づけられている。

マーケティング本部 ビール&RTD 事業部長の武内亮人氏

 同商品のアルコール度数は0.7%で、酒税法上は1%未満はノンアルコールに分類されるが、同社としては、「0.00%のノンアルコールビールとは大きく異なり、選択の幅を広げてくれる商品で、0.7%が大きな違いを生み出す」と考えているという。

 一方で市場における微アルコールの現実としては、まだまだ認知率の点では改善の余地があり、将来的に大きな可能性があるとする。武内氏は、「お客さまがいつどのように微アルコールの商品を自分の生活に取り入れることが自分にとってどんな良いことがあるのか、そんなところがあだイメージできていない、理解できていないという状況で、潜在的なお客さまの微アルコールに対する自分事化がマーケティングのポイントになる」としている。

サッポロ The DRAFTY

 普及に向けての最大の課題とされるのは、やはり味。同氏は「ノンアルコールビールを飲んでいる方も味覚に対する満足度が高いわけでもない。1回飲んでネガティブな評価から離脱している方もたくさんいらっしゃる」として、この部分の改良が重要だと説明する。

 リニューアルした「サッポロ The DRAFTY」では、仕込み工程での「ホップ3分割添加」と、貯酒工程での「氷点下熟成」の2つの製法を導入し、ビールに近いうまさを目指したとしている。

 その後、3月11日からオンエアされる新テレビCMに出演するフリーアナウンサーの宇賀なつみが登壇。新しくなった「サッポロ The DRAFTY」については、「お酒が好きなので、正直大丈夫かなと思ったが、一口飲んだときにおいしいと思った。ノンアルだと物足りなさを感じてしまうが、これなら十分。夕食のあと仕事が残っているときや、翌朝早いときにオススメ」と飲んでの感想を語っていた。

目隠しをして飲み比べをして「サッポロ The DRAFTY」を当てるゲームも

 新テレビCMに加え、宇賀なつみが動画クリエイターに扮して個人チャンネルの「うがちゃんねる」を立ち上げ、商品の魅力をアピールするWeb CMも公開されている。3月6日からは「うがちゃんねる」のオリジナルグラスが当たるSNSキャンペーンも実施されている。

うがちゃんねる「飲みくらべました」篇(105秒)