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無印良品、環境に配慮した“99円”の紙食器・カトラリーを発売

サトウキビの搾りかす「バガス」と竹材を使用

2023年4月5日 発売

無印良品の環境に配慮した紙製食器とカトラリー

 無印良品(良品計画)は、環境に配慮した紙製食器とカトラリーを4月5日から順次発売する。サトウキビの搾りかす「バガス」と竹材を使用した。日常でも使いやすくするため、いずれも99円で販売する。

サトウキビの搾りかすを有効活用したバガスの紙製食器

 サトウキビは、砂糖生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかすが発生する。従来では廃棄物として処理されていたサトウキビの絞りかす「バガス」を有効利用した。

 今回のシリーズは、型を使って成形している上、竹パルプを加えることで強度のある食器に仕上げた。ハリがあり、持ちやすく、立体的で機能的な形状が特徴。プレート2サイズ、ボウル、フードパック、カップの5アイテムをそろえた。

バガス

竹材カトラリー

 生長が早い竹材を使い、節部分なども利用することで資源を無駄なく活用した使い切りのカトラリー。繊維質でしなりがあり、折れにくいのが特徴。スプーン(10本入り)、フォーク(10本入り)、割り箸(20膳入り)の3アイテム。