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カルビー、ジャガイモの新ブランド「みらいのはじめ」発売。病気や気候変動に強く育てやすい新品種

2023年10月上旬 発売

カルビーポテト「みらいのはじめ」

 カルビーポテトはジャガイモの新ブランド「みらいのはじめ」を、本州エリアで10月上旬に発売する。

 生産者の減少や自然環境の変化によりジャガイモの生産の難易度が増していることから、病気や気候変動に対応できる品種を生産・販売し、ジャガイモ農業の持続性への貢献と豊かな食生活を守ることを狙ったもの。

 容量・価格・販売期間は店舗や収穫状況により変動するとのことだが、容量の目安は約600g。

ジャガイモ農業の持続性への貢献と豊かな食生活を守っていきたいという新ブランド「みらいのはじめ」のロゴ

カルビーポテト「みらいのはじめ」の特徴

病気や気候変動に強い

 ジャガイモ特有の病気「そうか病」にかかりづらく、生長を妨げる害虫「ジャガイモシストセンチュウ」に対する抵抗性がある。 茎が太くしっかりしているため雨風に強く、生育不良のリスクが少ないことは、収量の安定につながる。

育てやすい

 ほかの品種に比べて形や大きさがそろっているため、選別にかける手間を軽減することができ、少ない労働負荷で多くの収量を見込める栽培時の防疫作業や施肥などを減らせる可能性がある。

契約栽培である

 契約農家が栽培しているため、生育途中に異常があれば即座にカルビーポテトの担当フィールドマン(産地担当)が対策を実施。契約農家にとっても、安定した取引による安定的な収入が確保でき、サステナブル(持続可能)な農業のサポートを受けられる。さらに、ジャガイモの生産時期・生産地・生産者を調べることができるため、トレーサビリティが確保できる。