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新しくなったキットカット、渋谷と梅田で合計50万枚を無料配布

2023年10月13日 取材

渋谷と梅田でキットカットのサンプリングイベント

 ネスレ日本は、9月にリニューアルした「キットカット」の魅力を伝えるため、“キットカット史上最高”をうたうサンプリングイベントを東京・渋谷のSHIBUYA109店頭イベントスペースで実施している。期間は10月13日~15日。大阪・梅田の阪急大阪梅田駅 ビッグマン前広場でも同様のイベントが21日~22日に実施される。

 キットカットは1973年に日本に上陸を果たしてから長く親しまれているチョコレートブランドだが、日本発売50周年を迎えることを機に主力の「キットカット ミニ」を大幅にリニューアル。

 コンフェクショナリー事業本部 マーケティング部 マーケティングスペシャリストの井上翔氏によれば、消費者の嗜好の変化に対応する形でリッチなカカオ感を楽しめるようにチョコレートを見直すとともに、キットカットの特徴とも言えるサクッとした食感のウエハースの特徴をさらに引き出すため、生地の発酵やチョコレートとの配分、ウエハースに挟まれているサンドクリームのレシピを変更しているという。

コンフェクショナリー事業本部 マーケティング部 マーケティングスペシャリストの井上翔氏

 記者も新しくなったキットカット ミニを食べてみたが、ややミルキーな印象だった以前の商品と比べ、よりカカオの風味が強くなった印象だ。

 井上氏は、今回のリニューアルは完成までに3年の歳月を費やした自信作だとした上で、こうしたチョコレートとウエハースの改良を体感してもらうことを念頭にサンプリングイベントを企画したと語る。

 今回のサンプリングでは、50周年にちなんで合計50万枚のキットカット ミニが無料で配布されるが、イベントスタッフに声をかけて1袋をもらって試食した後、設置されている「史上最高?あたなたどっち?」の問いかけの下にあるチョコレートとウエハースの箱に袋を投票すると、キットカット ミニをもう1袋もらえる。

 ちなみに、今回のリニューアルは日本市場向けのものとなっており、海外の工場で製造されているキットカットとは異なる味わいとなっている。渋谷の街頭ということもあり、会場には外国人観光客が立ち寄り、投票に参加する姿もあった。

スタッフに声をかけるとキットカット ミニを1袋もらえる
投票するとさらに1袋をGETできる