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マックのカフェラテ、3年ぶりにリニューアル! 広瀬すずさん「ラテ好きの皆さんお待たせしました! モ~たまらんです」

2024年1月24日 発売

マクドナルド「マックカフェ」のアンバサダーを務める広瀬すずさんが新TVCMに出演

 日本マクドナルドは2023年からマクドナルドのカフェ体験をもっと楽しめるよう“本気カフェ宣言”を掲げ、「プレミアムローストコーヒー」のリニューアルや、フラッペ、スムージー、マカロンを全国の2355店舗で展開するなど、カフェの進化に注力してきた。

 2024年の第1弾として「カフェラテ」「キャラメルラテ」を約3年ぶりにリニューアルして、1月24日から提供する。

3年ぶりにリニューアルした新「カフェラテ」「キャラメルラテ」

「カフェラテ」「キャラメルラテ」は「プレミアムローストコーヒー」とは異なるカフェラテ専用の豆を使用しており、今回のリニューアルのポイントは、豆、焙煎、味わいの3つ。豆の産地を一部変更し、厳選した数種類の産地の豆をそれぞれの豆の焙煎度合いを微調整してブレンドし、牛乳の自然な甘みを引き出すバランスを追求した。

 マクドナルドの「カフェラテ」は牛乳とエスプレッソだけでできており、エスプレッソのコク、口当たりのよいきめ細やかでクリーミーなフォーム、牛乳の自然な甘みの余韻を楽しめるこだわりのカフェラテに仕上げた。

広瀬すずさん出演のTVCM、リニューアルした「カフェラテ」「キャラメルラテ」

 リニューアルに合わせて、McCafé(マックカフェ)のアンバサダーである広瀬すずさんが出演するTVCMが1月24日から放映される。1月15日に都内で開かれたリニューアル発表会では、広瀬すずさんが登壇。エスプレッソ豆を模した衣装から、牛乳をイメージした衣装へ早着替えを披露した。

早着替えをした広瀬すずさん

 CMは広瀬すずさんが「アルプスの少女ハイジ」の名曲「おしえて」の替え歌に乗せて、3年ぶりにリニューアルしたラテにほっこりしながら、思わず「モ~たまらん」とつぶやいてしまうストーリーとなっており、CM撮影中にリズムに合わせて眉毛を動かしていたら、ほかの撮影現場でも動くようになってしまい監督から指摘されたエピソードを語った。

普段やほかの撮影現場でも眉毛が動くようになってしまったと語る広瀬すずさん

 リニューアルしたラテを飲んで、「カフェラテ」については「永遠に飲める。まさにモ~たまらんです。ずっと飲みたくなるような味」と、「キャラメルラテ」については「キャラメルの甘くほろ苦い味わいがこっちもこっちでモ~たまらん。共有したいから早く飲んでほしい(会場内の記者たちに向けて)」とコメントした。

リニューアルした「カフェラテ」「キャラメルラテ」を飲んで「モ~たまらんです」な表情の広瀬すずさん

 また、ラテのリニューアルに合わせて広瀬すずさんが「今年大リニューアルしたいこと」を問われると、「ショートカットにしたい」と回答。年齢を重ねて、モードなショートヘアに憧れがあるといい、トレードマークの前髪もなしにして、雰囲気のある大人な女性となりたいと語った。

前髪なしのショートカットにして今までにない役柄や新たな姿を見せたいと語る広瀬すずさん

2024年も引き続きマクドナルドのカフェメニューの美味しさに気付いてもらいたい

日本マクドナルド株式会社 マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 部長 亀井理華氏

 マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 部長の亀井理華氏は「マックカフェは1998年のブランド立ち上げ以来、プレミアムローストコーヒーとカフェラテを中心に、もっと気軽にカフェ体験をしていただこうと務めてきた」と説明。

2023年から“本気カフェ宣言”を掲げ、気軽なカフェ体験を提供

「国内の外食市場におけるコーヒー・ラテ類の利用杯数のなかで、ミルク入りのラテ類は1/4のシェアがあり、アイスコーヒーとカフェラテは同等のシェア。さらにカフェラテのシェアは過去3年伸び続けており、ミルク入りのラテ類は非常に重要なカテゴリーと認識している」と述べた。

 また、外食市場のラテ類の杯数のシェアもカフェチェーンやコンビニなど多くの業態が参入するなかで、マクドナルドがシェア1位であるという。2024年も引き続きマクドナルドのカフェメニューの美味しさに気付いてもらいたいとの想いから、第1弾として「カフェラテ」「キャラメルラテ」のリニューアルに至ったという。

アイスコーヒーとラテ類は同等のシェア
ラテ類の杯数シェアNo.1のマクドナルド

試作は100パターン以上。牛乳とエスプレッソだけでできたこだわりの「カフェラテ」

日本マクドナルド株式会社 マーケティング本部 メニューマネジメント部 統括マネージャー 上田寛子氏

 マーケティング本部 メニューマネジメント部 統括マネージャーの上田寛子氏は「マクドナルドのカフェラテの利用杯数は4年連続で伸長しており、期待もより一層強くなっている」と語る。

マクドナルドのカフェラテの利用杯数は4年連続伸長

 カフェラテを飲みたいと感じるワードは「贅沢感」「くつろぎ」「癒し」などで、味わいはクリーミーでミルクリッチなど、ミルクの美味しさが感じられるものが求められているため、今回のリニューアルでコーヒー豆とミルクの相性を追求したと述べた。

カフェラテを飲みたいと感じるフック
豆の産地を一部変更し、厳選した数種類の産地の豆をそれぞれの豆の焙煎度合いを微調整してブレンドし、牛乳の自然な甘みを引き出すバランスを追求

 リニューアルにあたり新しい豆のレシピ開発をサポートした、UCC上島珈琲 R&D本部 研究開発部 JSSE上級官能評価士 SCAコーヒースキルプログラム/センサリー Professionalの垣内美紗子氏も登壇し、味覚について説明した。

UCC上島珈琲株式会社 R&D本部 研究開発部 JSSE上級官能評価士 SCAコーヒースキルプログラム/センサリー Professional 垣内美紗子氏

「カフェラテの豆はミルクとの相性が大事で、試作を100パターン以上繰り返した」と振り返る。「エスプレッソについては、焙煎プロファイルの程度、エスプレッソ豆のブレンドを変更することでコントロールできるが、ミルクと合わせることで想定と異なった味覚になることがあった」という。

「実際の開発でも、完成したブレンドブラックで飲むと、コーヒー豆本来の華やかな味わいが存分に感じられるのに、ミルクと合わせるとミルクのコクに負けて物足りなくなってしまったり、逆にエスプレッソの存在感がミルクの自然な甘みを邪魔してカフェラテのバランスを崩してしまい、総合的な味わいがイマイチになってしまったことが何度もあった」と開発の裏側を語った。

 その都度エスプレッソ豆の焙煎度やブレンド配合レシピを微調整し、ミルクとの相性が最適なブレンドを見出して完成したのが、1月24日から提供される新たな「カフェラテ」「キャラメルラテ」というわけだ。

 マクドナルドのフードメニューとも相性がよく、口に入れた瞬間エスプレッソのコクがすっきりとした牛乳の味わいで引き立ち、後味で感じる牛乳の自然な甘味も相まって、クオリティの高い、多くの人に楽しんでもらえる味覚設計になっているという。

 記者も実際に試食したが、口に含んだ瞬間、エスプレッソの香りとコクが広がり、後味にやさしいミルクがやって来て、バランスのよいカフェラテと感じた。通勤途中に、ホッと一息つきたいカフェタイムに、ランチなどさまざまなシーンで利用できるマックカフェを利用してみては。

マクドナルドのフードメニューともよく合う新「カフェラテ」「キャラメルラテ」