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ローソン、価格そのままで47％増量した19商品を順次発売
2024年2月5日 12:00
- 2024年2月5日 発表
ローソンは、価格据え置きで重量を約47％増量した19商品を順次販売する。1個につき1円を能登半島地震の災害義援金として寄付する。
「盛りすぎチャレンジ」を称して実施される今回のキャンペーンでは、「プレミアムロールケーキ」などの同社の代表商品19商品が価格そのままで47％増量した状態で販売される。
2月5日には「盛りすぎ！プレミアムロールケーキ」（205円）が登場。クリーム部分が山盛り状態になっており、ほぼ原型をとどめていない。
6日には「盛りすぎ！金しゃりおにぎり 柚子胡椒香る炙り帆立と切昆布」（297円）、「盛りすぎ！たまごサンド」（289円）、「盛りすぎ！ふわもちコッペ りんご＆カスタード 青森県産ふじりんご」（160円）、「でからあげクン 4種MIX味」（238円）、「盛りすぎ！メガホットカフェラテ」（260円）、「ウチカフェ タピオカミルクティー タピオカ増量 240g」（238円）、「あたりめ 59g（47％増量）」（388円）、「ジャッキーカルパス 106g（47％増量）」（388円）、「香ばしピーナッツチョコ 99g（47％増量）」（130円）が発売となる。
12日には「盛りすぎ！バスチー -バスク風チーズケーキ-」（265円）が登場。13日からは「盛りすぎ！和風シーチキンマヨネーズおにぎり」（135円）、「盛りすぎ！ジューシーハムサンド」（333円）、「盛りすぎ！焼きそばパン」（171円）、「新宿中村屋監修 カツカレー（中辛）（カツ1個増量）」（646円）が販売される。
19日には「盛りすぎ！濃密カスタードシュー」（173円）が登場。20日からは「盛りすぎ！チャーシューマヨネーズおにぎり」（160円）、「盛りすぎ！ハムカツサンド」（354円）、「盛りすぎ！あらびきポークフランクロール」（181円）が販売される。
5日、都内で開催された発表会では、商品本部 本部長補佐の梅田貴之氏が今回のキャンペーンの展開意図を説明した。
同氏は、昨年2月にも同様のキャンペーンを実施していたが、その際に対象商品を含むカテゴリーが前年比115％の伸長を示し、来店頻度の向上にも繋がったと振り返った上で、「インフレに賃上げが追いついていない。家計のやりくりで非常に苦労されている。今年も盛りすぎチャレンジを展開して、お客さまに元気をお届けしたい」と語った。
昨年は12品で展開していたが、今年は19品までラインアップを拡大。さらに、1月1日に発生した能登半島地震の被災地を応援するため、対象商品1個につき1円を義援金として寄付する意向を明らかにした。6日～26日販売分が対象となる。また、店頭での募金の受付についても29日まで延長するとしている。
同氏からは、19品のなかでも、とくにこだわりがある4品が詳しく紹介された。
プレミアムロールケーキは、同社の看板商品とも言えるスイーツだが、今回の盛りすぎ版についても、北海道産の3種の生クリームをブレンドし、ホイップを使わずに100％生クリームで作られているのは同じ。同氏は、「生クリームが注目されるが、生地にもこだわりをもっている。ブランド小麦の宝笠を使用しており、口溶けがいい。生地だけ食べてもおいしい」とアピール。
ふわもちコッペ りんご＆カスタード 青森県産ふじりんごについては、昨年6月に開催された発表会において、CMキャラクターの王林が語っていた“給食で食べたリンゴ入りのコッペパン”を1月に商品化したものとなる。盛りすぎ版は、一回り大きくアレンジされており、シャキシャキ食感のりんご果肉とカスタードクリームの風味が楽しめる。
金しゃりおにぎり 柚子胡椒香る炙り帆立と切昆布では、中具の帆立を増量。通常商品は1/2個だが、盛りすぎ版は1個まるごと入っている。梅田氏は、帆立だけでなく、“極磨き（きわみがき）精米”や“ふっくら握り製法”といった製法で作っているご飯の味わいについても楽しんでほしいとしている。
新宿中村屋監修 カツカレーについては、通常1枚のカツが盛りすぎ版では2枚に倍増。「食べたら、すごいボリューム感、満足感が得られる商品。まちかど厨房では店内で炊飯し、おかずもお店で調理している」とアピールしていた。
その後、壇上にはテレビCMに出演する松山ケンイチ、川栄李奈、王林、梅沢富美男の4名が登場。自らの発案で商品化が実現した王林は、「軽い気持ちで言ったら商品化していただいた。ふじのりんごの酸味がきいていて、増量しても一人で食べられるくらいおいしい」と興奮気味に語っていた。
