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サブウェイ、燻製風味のタルタルで秋を表現したサンドやお月見アイスに挑戦
2024年9月4日 17:19
- 2024年9月4日 取材
日本サブウェイは、燻製風味のタルタルソースを使用した「燻タルBLT」「燻タルえび」「燻タルてり焼き」の3種のサンドと、4年ぶりの新作デザートメニューとなる「お月見アイス ~とろ~りさつまいもソース~」を9月11日に発売する。
マーケティング本部 本部長の松村絵美里氏は、「まだまだ暑い日が続くが、夏が終わって秋はゆっくりしたい気分になっていると思う」とした上で、今回のコンセプトをSLOWLY AUTUMNに設定したことを紹介。
同社では、過去数年にわたり、春の季節にタルタルソースを使用した商品を展開してきたが、今回は新たに秋の季節に挑戦。春のタルタルではさっぱりした味わいを演出していたが、秋向けということで燻製のようなスモーキーさを特徴にしたタルタルソースを新たに開発したという。
マーケティング本部 商品開発担当の守田美咲氏によれば、ヒッコリーチップの薫香をベースに、隠し味として醤油を加えることで燻製感を演出。粗く刻んだ玉ねぎやピクルスでザクザク感を出し、食感を残すために加熱工程を最小限にすることでサブウェイらしさも表現している。
既存のBLTやてり焼きチキンといった人気メニューをベースにしながら「燻タルBLT」(590円)、「燻タルえび」(590円)、「燻タルてり焼き」(630円)を商品化しているが、こだわりのタルタルソースはその他の商品にも2スクープ150円で追加可能とのこと。
最もさっぱりと食べられるのが「燻タルえび」、最もスモーキーさを感じられるのが「燻タルBLT」、ボリューム感がありつつもペロッと食べ進められるのが「燻タルてり焼き」という印象だ。
一方、「お月見アイス ~とろ~りさつまいもソース~」(270円)については、シンプルなホワイトのブレッドをトーストし、フロートで使用しているアイスクリームに秋の旬の味覚となるサツマイモのソースをかけて挟んだデザートとなる。
今までのサブウェイにない斬新なサンドイッチを目標に掲げて日本独自で開発された新商品となるが、商品化にあたっては溶けやすいアイスを使うため、店舗のオペレーションが大きな課題になった。しかし、開発したメニューを試食したオペレーションを担当する部署の担当者がそのおいしさに感銘を受け、「これは商品化すべき」との共感が得られたことで、工夫を重ねて商品化に至ったという。
こだわりのサツマイモのソースについては、一度焼きいもの状態にし、焼いた後に直火で焦げ目をつけることで香ばしさや甘みを引き出しているとのこと。
ちなみに、“月見”をうたった商品ではあるが、開発当初はまったく狙っておらず、できあがった商品が“月見”のように見えたことから、後づけで「お月見アイス」と名付けられたのだとか。
今回販売して好評であれば、また別のソースを使用した商品も検討していきたいとしている。
なお、サブウェイでは16時以降にお得に注文できる「ナイトバリュー」を展開しているが、ハロウィンの季節にあわせ、10月29日~31日の3日間限定でオリジナルデザインのLEDキャンドルをプレゼント(なくなり次第終了)するキャンペーンが実施される予定。