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2025年のファミマのおせち、“贅沢”と“おせち以外のがっつり”にフォーカス
2024年12月3日 15:00
- 2024年12月3日 取材
ファミリーマートは12月3日、2025年のおせちに関する説明会を開催した。
同社では、2025年の正月に向けて31種類のおせちをラインアップ。9月26日~12月20日にかけておせちの予約を受け付けている。
マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部 プロモーション企画グループの麻生浩弥氏は、2025年の正月は12月28日~1月5日の最長9連休となることから、人の動きや集まることが期待されると指摘。
その上で、同社が9月に実施した調査において、年末年始において「食の贅沢をしたい」という人が70%となっているほか、「食事の準備が面倒」とする人が75%となっていることや、「おせち以外のがっつりしたものを食べたい」とする人が70%となっていることから、同社として贅沢感とおせち以外でのがっつりニーズに着目したとする。
贅沢感を演出する商品としては、2018年に取り扱いを開始した八百彦本店のおせちにおいて、石川県応援食材を使用した「八百彦本店 おせち三段重(和洋中)」(39品目、4人向け、店頭受取で2万9916円)を用意。能登牛の笹包み、能登柿のバターサンド、金時草の胡麻和えといったプレミアム食材が使用されている。
また、「おせちを食べきる前に飽きる」という声も54%と多かったことから、肉やカニ、モツ鍋といったメニューをセットにした「欲望おせち」「背徳おせち」といった商品も展開することで、食べ飽きないように工夫。幅広いニーズに対応している。
11月25日時点の販売状況では、「八百彦本店 おせち三段重」「同 二段重」「同 一段重」「祇おん江口監修 葵 三段重」「欲望おせち(宮崎牛セット)」の順で予約が入っているとのこと。