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くら寿司、大阪・関西万博で世界の料理を再現した70種類のメニューを提供

全国のくら寿司でも「味の万博博覧会」展開

2024年12月12日 発表

(左から)ドミニカ共和国 特命全権大使の高田ロバート閣下、くら寿司 取締役 副社長の田中信氏、カメルーン共和国 特命全権大使のゼンゲ・ピエール閣下

 くら寿司は、大阪・関西万博に出店する店舗において万博に参加する70の国と地域を代表する料理を再現した70種類のメニューを発表した。2025年2月から全国の店舗で70種類のメニューのうち、1店舗につき1商品を先行販売する応援企画も実施する。

 今回の企画は「ハンズ・ハンズPROJECT」と名付けられており、特別仕様の抗菌寿司カバーに入れ、回転ベルト上で展開される。

 回転寿司は1970年に開催された大阪万博をきっかけに広まったとされており、同社では大手チェーンの中では唯一回転ベルトを使って寿司を提供していることをアピール。「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに、同社では最大規模となる338席、約135mの回転ベルトを設置した店舗を出店する。

 70種類のメニューは、寿司ではなく、サイドメニューとなっており、本場の味を再現することにこだわって開発されたという。24商品については、各国の大使などに試食してもらい、アドバイスを受けた上で味わいを調整しているとのこと。

 特別メニューを提供する抗菌寿司カバー「鮮度くん」は、連結部分を万博カラーの赤と青の手が握手するデザインにアレンジ。くら寿司の人気メニューと各国のメニューが手を繋いで流れてくる。

 また、全国のくら寿司約550店舗でも、2025年2月7日から応援企画を展開。70種類のメニューの中から1店舗につき1商品を提供する形となるが、近隣の店舗で提供メニューが異なっており、店舗をまわることで全種類を制覇することもできる。