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ほっともっと「大判牛焼きすき重」・やよい軒「鶏とサバの天ぷら定食」を食べてきた

2025年6月3日 発売
ほっともっと/やよい軒の6月の新メニューを試食

 プレナスは5月30日、Hotto Motto(ほっともっと)とやよい軒の新商品発表会を開催した。

 ほっともっとでは「大判牛焼きすき重」と「ミニ冷やしわかめうどん」、やよい軒では「~徳島県産阿波彩どり使用~鶏とサバの天ぷら定食」を6月3日に発売する。

 それぞれの新メニューを一足早く試食してきたので、その特徴をお伝えしよう。

大きな牛肉が箸で切れる! ほっともっとの「大判牛焼きすき重」

ほっともっと「大判牛焼きすき重」(790円)

 大判牛焼きすき重は、冬の限定メニューとして毎年人気を博している「牛すき焼き弁当」を暑い時期にも適した形で提供できないかと考案されたメニューだ。

 弁当の横幅いっぱいに広がる大きめの牛肉は、醤油ベースに砂糖・みりんを加えた割り下風のたれを絡めて焼き上げられている。調理方法の違いに合わせて、鍋で煮込む冬のメニューとは少し配合を変えて甘めの味付けとなっている。

 スタンダードな「大判牛焼きすき重」(790円)には牛肉が2枚乗っており、4枚に倍増させた「W大判牛焼きすき重」(1230円)も選べる。

箸で切れるやわらかさと食べ応えのバランスが絶妙

 これだけ大きな肉に弁当全体が覆われていると一見少し食べづらそうにも見えるが、箸で簡単に分けて食べられるほどのやわらかさに驚いた。食べ応えと食べやすさの両立は開発時にこだわったポイントのひとつで、最適な肉の厚みを目指して調整を重ねたという。

大判牛焼きすき重/W大判牛焼きすき重のどちらも温玉付き

 毎年恒例の冬の牛すき焼き弁当ではオプションとなっている温玉が、大判牛焼きすき重にはデフォルトで付いてくるのもうれしいところだ。別添えで提供されるので、ガツンと甘じょっぱいたれの風味から黄身を絡めたまろやかな味わいまで、味のグラデーションをお好みで楽しめる。

ミニ冷やしわかめうどん(150円)。お手頃価格ながら、わかめがたっぷり入っている

 このほか、夏に向けたサイドメニューとして、「ミニ冷やしわかめうどん」(150円)と冷蔵惣菜の「ポテトサラダ(ツナ&マカロニ入り)」(180円)、「6種具材のひじき煮」(180円)、「さっぱりゆず大根」(180円)が6月3日に同時発売される。いずれも、弁当にちょい足ししやすい手頃な価格で、さっぱりとした味わいを目指したメニューだ。

やよい軒の「鶏とサバの天ぷら定食」は味変が楽しい!

やよい軒「~徳島県産阿波彩どり使用~鶏とサバの天ぷら定食(とり天2個・サバ天2個)」(1090円)

 鶏とサバの天ぷら定食は、徳島県産の銘柄鶏「阿波彩どり」と北海道で水揚げされたサバを使った2種類の天ぷらが主役。天ぷらの個数が異なる3通りのメニューが用意されており、とり天2個・サバ天2個で1090円、とり天4個・サバ天2個で1390円、とり天4個で1090円となる。

 ちなみに、ちょうど1年前の2024年6月にも期間限定メニューとして登場しているが、鶏肉の銘柄が変わったほか(前回は茨城県産つくば鶏)、とり天のみのメニューが追加されたことが主な変更点となる。

3種類の味変アイテムが付属

 こだわりの素材の風味を感じられるよう、とり天そのものの味付けは引き算を意識し、醤油などを使わずあっさりと仕上げた。別添えの「天つゆ・大根おろし」「抹茶塩」「青しばタルタル」と組み合わせて最後まで飽きずに楽しめる。

 3種類の味変アイテムは、天つゆはカツオと昆布の2種類の出汁を効かせていたり、抹茶塩は宇治抹茶や沖縄県産焼き塩を使っていたりとそれぞれこだわりが見られるが、なかでも青しばタルタルが目を引く。

 タルタルソース自体はチキン南蛮弁当などに使用されているものと同じ定番のものだそうだが、細かく刻まれたしば漬けの食感が新鮮で、コクがありながらもさっぱりといただける。特にとり天との組み合わせがおすすめだ。