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キリン「SPRING VALLEY BREWERY 青のラガー」、夏限定で登場
2025年6月4日 11:01
- 2025年7月8日 発売
キリンビールは、クラフトビールブランドの「SPRING VALLEY BREWERY」の夏の限定商品として「SPRING VALLEY BREWERY 青のラガー(期間限定)」を7月8日に発売する。350ml缶が245円(税別)で販売される。
缶商品の発売に先立ち、6月21日から「スプリングバレーブルワリー東京・京都」、23日から業務用の「Tap Marche」で先行して提供されるほか、7月3日からは会員制の生ビールサービス「キリン ホームタップ」での提供もスタートする。
ビアスタイルは日本では定番となっている「ラガー」で、麦由来の豊醇なうまみはそのままに、ホップの香りを引き出す「ディップホップ製法」で爽やかで華やかな味わいを実現しているという。
SPRING VALLEY BREWERY TOKYO ヘッドブリュワー/開発責任者の辻峻太郎氏は、青のラガーについて「クラフト=エールと思っている人も多いが、海外ではラガータイプのクラフトビールへの注目度が上がってきている。定番のラガーにおいても新しい提案ができないか、あえてチャレンジすることにした」と語る。
昨年、直営店で提供していた「SVB LAGER」をベースにブラッシュアップを図り、伝統的なホップのヘルスブルッカーに加え、ネルソンソーヴィンを一部使用することで、夏向けのラガーに仕立てたという。
同氏は「夏向けとはいえ、5.5%と少し度数は高め。苦味は抑えめで、飲みごたえはあるが、後味はすっきりしている」と味わいの特徴を説明する。
スプリングバレーブルワリー東京では、6月21日~22日に「寿司×クラフトビールフェス」が開催される。同イベントでは、日本ならではの醸造技術で製造された10ブルワリーのクラフトビールと、「まぐろ問屋 三浦三崎港」などの寿司店を運営するネオ・エモーションが生み出す約10種の寿司とのペアリングが楽しめる。
スプリングバレーブルワリー 代表取締役社長の井本亜香氏によれば、寿司フェスは過去に企画したさまざまなイベントの中でも一番人気で、8年ぶりに開催されることになったという。同社では、マグロの赤身にあわせ、赤いヴァイツェンタイプのビールを仕込んでいるとのこと。
参加費用は3000円(事前予約2700円)で、ビールもしくは寿司などと交換できる500円チケットが5枚付いてくる。本マグロの解体ショーなどのパフォーマンスも楽しめる。
6月23日~8月8日には、スプリングバレーブルワリー東京・京都において「10th Anniversary SVB 夏祭りフェア」が開催され、さまざまな屋台飯とのペアリングが楽しめる。