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ハーゲンダッツ、日本らしさを表現した「JAPAN MIND」プロジェクト
3シリーズ4商品を順次発売
2025年6月10日 14:35
- 2025年6月24日~
ハーゲンダッツ ジャパンは、日本らしさを表現した新プロジェクト「JAPAN MIND」を立ち上げ、新たに開発した4商品を6月24日から順次発売する。
24日に登場するのは、「ハーゲンダッツ ミニカップ CREAMY GELATO いちご練乳みるく」と「ハーゲンダッツ ミニカップ CREAMY GELATO ほうじ茶きなこ」の2商品。いずれもCREAMY GELATOシリーズの「素材の濃厚な味わい」「クリーミーなコク」「すっきりとした後味」という特徴を活かしながら、日本の夏の文化「納涼」をテーマに開発されている。2種類のフレーバーを1つのカップに半分ずつ充填した「ダブルカップ構造」で、味わいの変化が楽しめる。価格は各351円。
いちご練乳みるくは、甘酸っぱいいちごジェラートとさっぱりとした甘みの練乳みるくジェラートを組み合わせたもの。果肉を入れることで強い果実感を表現し、練乳ならではのまろやかさやコク、ミルク感を感じつつ、すっきりとした後味になるように調整されている。
ほうじ茶きなこは、香り高いほうじ茶ジェラートとクリーミーでスイーツ感のあるきなこジェラートを組み合わせたもの。香ばしさとほろ苦さが共存する複数の茶葉を使用することで、ほうじ茶らしい風味を引き出しているほか、炒り方を変えた2つのきなこをブレンドすることで、素材の風味を感じられるようにしているという。
7月22日には「ハーゲンダッツ 玉露」が登場する。同商品では「こだわり」をテーマに掲げ、手間暇かけて作り出される高級茶の玉露の旨みを最大限に感じられるように開発されたアイスクリームとなる。価格は400円。
茶葉そのものを粉砕した玉露パウダーを使用し、旨みや香りをダイレクトに感じられるようにするとともに、繊細な風味を損なわないように抽出した玉露エキスをアイスクリームに閉じ込めることで贅沢な味わいを表現している。
8月19日には「ハーゲンダッツ クリスピーサンド ゆずホワイトショコラ」が発売となる。爽やかな風味の「和素材」としてゆずに着目し、その風味を引き立たせるホワイトチョコレートと組み合わせたクリスピーサンドになっている。価格は351円。
果実本来の風味を楽しめるようにしたゆずアイスクリームに、甘酸っぱいゆずソースを加え、ゆずの酸味やほろ苦さが感じられるホワイトチョココーティングで包み、香ばしいウエハースでサンドしている。
マーケティング本部 マネージャーの田子薫氏は、「日本文化は伝統的なスタイルだけではなく、今の時代にあった新しい形で若者に注目されている」とした上で、プロジェクションマッピングで花見を楽しんだり、浴衣で銀ぶらしたりといった事例を紹介。「アイスクリームを通して洗練された日本のよさをお届けしたい」と語る。
今回の商品群については、「四季の風情」「こだわり」「和素材」の3つのポイントを念頭に開発。「四季の風情」については、日本の夏の風物詩“かき氷”の味わいをモチーフに2つのCREAMY GELATOを企画。「こだわり」については、一手間かけた特別な製法を感じさせる味わいとして玉露を企画。「和素材」については、日本を代表する香酸柑橘のゆずをスイーツ風にアレンジしたとしている。
各商品ともに和の風情を感じさせる特別な味わいになっているが、玉露フレーバーについては定番のグリーンティーとの違いが気になるところ。マーケティング本部 JAPAN MIND PROJECT リーダーの井上直樹氏によると、「グリーンティーの方がちょっとミルクと抹茶のバランスや、ミルク感を大事にしている一方で、玉露はより玉露の旨みが尖っているので、食べた後に舌に残る苦味、後味が強い」とのこと。発売後に食べ比べてみるのも面白そうだ。