ニュース

ノンアルのコロナビール「Corona Cero(コロナ セロ)」発売

世界54か国で愛されるノンアルビールが日本初上陸

2025年7月28日 発売
ノンアルコールビール「Corona Cero」が日本初上陸

 ビールブランド「Corona Extra(コロナ エキストラ/コロナビール)」「Budweiser(バドワイザー)」「Hoegaarden(ヒューガルデン)」を展開するAB InBevは、ノンアルコールの「Corona Cero(コロナ セロ)」(330mL瓶)を7月28日に発売する。爽快な喉ごしはそのままに、どんなシーンでも楽しめるアルコール度数0.0%の商品となっている。

世界のノンアルビールを変えていく

 Coronaは世界180か国以上で展開しているメキシコ発祥のプレミアムビール。そのDNAを引き継ぐノンアルコールビールが、ついに日本上陸となる。7月14日に一部で先行発売、7月28日から全国の小売・飲食店やECなどでも販売をスタートする。

スペイン語で「ゼロ」を意味するCeroを冠したコロナ セロ

 コロナ セロは2022年にカナダで発売されたあと、販売エリアを拡大。これまでに54か国以上で販売されており、AB InBevのノンアルカテゴリの成長を牽引する商品となっている。ちなみに国際的な品評会ワールド・ビア・アワードを2022~2024年の3年連続で受賞するなど、グローバルでも評価が高まっている。

やっぱりコロナ。カットライムとの相性が抜群によい
コロナ エキストラ(左)とコロナ セロ(右)

 都内で開催した発表会でAB InBev Japanの野田耕平氏は、「いつでも何処でもリラックスと爽快感を味わっていただけるノンアルコールビールとして開発されたのがコロナ セロです。コロナ エキストラと同様に、ライムを挿して瓶から飲むスタイルを楽しんでもらえます。ノンアルを意識せずとも、つい手に取ってしまう美味しく爽やかな味わいです。ようやく日本の消費者の皆さまにも提案できる段階となりうれしく思います」とあいさつ。続けて「コロナ セロが世界のノンアルコールビールのあり方を変えていく、そんなきっかけになることを期待しています」と笑顔を見せる。

AB InBev Japan カントリーディレクターの野田耕平氏

ほかのブランドにはない飲用体験を多くの人に

 AB InBev Japanのマヤ・ケアンズ氏は、ここ10年の国内のビール市場の動向について「全体的には縮小傾向にありますが、プレミアムビールだけを見ると販売量が増加しています」と紹介し、「酒税法の改正だけでなく、消費傾向の変化も関わっているようです」と分析する。

AB InBev Japan マーケティング責任者のマヤ・ケアンズ氏

「まずは消費者の嗜好の多様化があります。それにともないRTD(Ready To Drink)を含めた選択肢が増えたため、ビール市場を俯瞰で見ると縮小傾向といえます。そのなかで、量は減っても“よいものを飲みたい”と考える人が増加しました。また、ひと頃よく聞かれた言葉として、体験や経験にお金を使うことを重視する“コト消費”がありますが、これが最近では“トキ消費”に変化しつつあります。自分の人生だ、自分の時間だ、この時間は誰とどのように過ごしたい――。そんなことが大事にされる時代です。自分の個性、好みに合わせてモノを選ぶ、そんな背景からもプレミアムビールを選ぶ人が増えた理由が読み解けると思います」とケアンズ氏は話す。

 そのうえで同社では「バランスの取れたライフスタイル」と「ビールのように楽しめる体験価値」の両方のニーズを満たすものとして、このタイミングでノンアルコールビールを強く訴求していく。「すでに日本市場には、バドワイザー ゼロ、ヒューガルデン ゼロというノンアルコールビールを展開しています。3つめのブランドとして、コロナビールが1925年に誕生してから100周年となる今年、コロナ セロを日本に持ってくることができました。口当たりがライトで爽やか、軽いボディで飲みやすく、ビールらしい程よい苦みもキリッと残る、そんな世界観とほかのブランドにはない飲用体験を、ぜひ多くの人にお楽しみいただければ幸いです」と話した。

コロナ セロを一足早く味わえる「Corona Urban Oasis」

開催期間: 2025年7月11日~13日
営業時間: 11時~20時(サンプリングの予定数がなくなり次第終了)
会場: 東急プラザ原宿「ハラカド」 6~7階屋上テラス

 最後に、コロナビールシニアブランドマネージャーのケイティ・キム氏がキャンペーンについて紹介した。AB InBev Japan合同会社では7月11日から3日間限定で、東急プラザ原宿「ハラカド」にてコロナ セロを一足先に楽しめるイベント「Corona Urban Oasis」を開催。これを皮切りに、今夏、さまざまな場所でコロナ セロを露出していくという。

コロナビール シニアブランドマネージャーのケイティ・キム氏

「Corona Urban Oasisには自然に囲まれた、都会のオアシスのような非日常空間が出現します。これはコロナビールの”THIS IS LIVING”の世界観を体現したものです。開催期間中は、ハラカド内の一部飲食店の協力によるセットメニューも提供予定です」とキム氏。

「Corona Urban Oasis」は東急プラザ原宿「ハラカド」の6~7階屋上テラスで開催。入場は無料

 このほか、神奈川県三浦郡葉山町堀内にある森戸海岸の「海の家Oasis」には、7月1日から8月31日までの期間限定で「Corona Bar」が出現する。コロナビールやコロナビールを使用したオリジナルビアカクテルを提供するほか、8月よりコロナ セロも取り扱う。これを記念して7月6日には、コロナビールを片手に大切な仲間や友人と心地よい音楽を楽しむイベント「CORONA SUNSETS HOUR」も開催を予定している。