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はなまるうどん、肉マシ3倍の背徳肉盛りうどん「スタミナ肉野菜炒めうどん」「焼き塩豚カルビの半割レモンぶっかけ」発売

肉盛りうどんに特化した新店舗もオープン

2025年8月7日 オープン
はなまるうどん「背徳肉盛りうどん」

 讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」(はなまる)は、肉特化型店舗「はなまるうどん 肉店(高松兵庫町店)」をオープンした。

 オープンを記念して肉店のために開発された新メニューのうち、「スタミナ肉野菜炒めうどん」「焼き塩豚カルビの半割レモンぶっかけ」は、全国のはなまるうどんでも期間限定で提供する。

肉盛りうどんに特化したコンセプトの新店舗

 創業25周年を迎えたはなまるは、讃岐うどんの伝統を守りながら革新を起こす「おいでまい!さぬきプロジェクト」を進めている。

 香川県内の直営店のうち5店舗をそれぞれ異なるコンセプトでリニューアルする取り組みで、第1弾として7月2日にオープンした「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」では、同社初となる店内での手打ち製麺を行っている。

株式会社はなまる マーケティング本部 CMO 高口裕之氏
「肉店」のコンセプト

 第2弾となる「肉店」のテーマは「煩悩」。たとえばラーメンの世界では二郎系などデカ盛りやパンチのきいた味付けで熱狂的なファンを生み出しているジャンルがあるが、そういった背徳感を刺激する要素を讃岐うどんと掛け合わせてみようという試みだ。

「肉店」限定メニュー

 肉店では通常のメニューに加え、牛肉・豚肉・鶏肉を一杯に詰め込んだ「三種の煮込み肉まみれうどん」(中・1500円、大・1680円)、牛肉とトンカツが乗った「あふれ盛り肉カレーうどん」(中・1100円、大・1280円)、そして期間限定で全国展開する「スタミナ肉野菜炒めうどん」「焼き塩豚カルビの半割レモンぶっかけ」という4種類の肉盛りうどんを店舗限定メニューとして提供する。

 また、香川のうどん店ではおでんも提供する店舗が多い。肉特化型店舗ということでおでんも肉系にアレンジし、「メガスペアリブおでん」(1000円)や「メガフランクフルトおでん」(500円)というボリュームのある具材を用意する。

肉マシ3倍の新メニューを期間限定で全国展開

「焼き塩豚カルビの半割レモンぶっかけ」(中・1000円、大・1180円)は8月7日から27日(予定)まで、「スタミナ肉野菜炒めうどん」(中・1300円、大・1480円)は8月28日~9月17日の予定で、全国のはなまるうどんで期間限定メニューとして提供される。

焼き塩豚カルビの半割レモンぶっかけ
スタミナ肉野菜炒めうどん

 塩豚カルビはレギュラーメニューでも人気の定番トッピングだが、肉のボリュームを3倍に増してパワーアップ。半分に大きくカットされたレモンを絞ってサッパリといただける夏らしさもある。

1/2カットの大きなレモンが付いてくるので、たっぷりと絞れる

 スタミナ肉野菜炒めうどんは、かけうどんの上にニンニクのきいた豚肉と野菜炒めをトッピング。横から見ると器から飛び出しているほど、山盛りで視覚的にもインパクトのあるメニューだ。

 なお、今回登場する肉盛りうどんはいずれも小(1玉)の設定がなく、中(2玉)からとなっている。温・冷を選択できるため、濃厚ながら冷やしでも肉の脂などがクドくならないようなバランスも苦心したポイントだそうだ。

横から見てもあふれんばかりのボリューム

 新メニューのうち、スタミナ肉野菜炒めうどん(温・中)を試食してきた。まずは器ギリギリまで盛られた具材を落とさないよう慎重に麺を引き上げてみると、コシがありながらも表面はソフトな絶妙な麺の食感はいつもどおり。だしは通常のかけうどんと同じものなので、意外なことに第一印象は優しい味わいのうどんだった。

だしはかけうどんと共通。ガツンとした肉野菜炒めの旨味が溶け込んで味わいが変化していく

 野菜炒めと豚肉をつまんでみるとニンニクがきいていてパンチのある味付けで、中央の卵黄を絡めてまろやかにしてみるのもよい。この具材の味が食べ進めるうちに溶け込んでいき、食べ終わるころにはラーメンのようなガツンとした味わいのスープにすっかり変化しており、讃岐うどんとの組み合わせが新鮮に楽しめた。

 筆者は普段からはなまるうどんに行くと中盛りを選ぶことが多いが、肉のボリュームもあって通常メニューの中盛りの比ではない満腹感があった。しっかりお腹を空かせて挑むことをおすすめする。