おいしさの秘密と私のこだわり
2つの焙煎法と高温煮出し製法で素材の魅力を引き出した「やかんの麦茶 from 一」
2022年2月25日 16:59
日本コカ・コーラが昨年発売した「やかんの麦茶 from 一(はじめ)」は、約半年で累計出荷本数が2億本を突破。過去3年間で同社が発売した新商品では最速の記録だという。同社 マーケティング本部 止渇系無糖茶、機能性茶、紅茶事業部 ブランドマネジャーの竹井仁美氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
竹井氏:長年、水分補給目的だった麦茶は、シンプルで素朴な味わいや安心感から日常的に飲まれるようになり、ここ10年くらいで市場が急速に拡大しました。「やかんの麦茶」は、やかんで煮出したような香ばしさとしっかりした味わいを実現し、ひと手間かけて丁寧に淹れた麦茶です。どこか懐かしい親しみのあるパッケージで、喉を潤すだけでなく、人の温もりを感じさせながらひと息の安らぎを提供します。
――どんな特徴があるのでしょうか。
竹井氏:やかんで煮出したような本格的な麦茶の味わいが特徴です。こだわりの素材や製法で、香ばしいかおりとすっきりとした後味を実現しました。実際に製品を飲んだ方からも、「すっきりしていて飲みやすい」「麦の味とかおりが香ばしい」などの声を非常に多くいただいています。
――こだわりのポイントは?
竹井氏:素材や製法にこだわっています。厳選した大麦を100%使用し、「砂焙煎」と「熱風焙煎」という2つの焙煎法で、麦茶らしい「香ばしさ」と「甘さ」を併せ持つ大麦ブレンドを実現しました。さらに、“沸騰したやかんで煮出した麦茶”ならではの味を実現するために、独自の高温煮出し製法を採用しています。また、日本の伝統色の浅葱色(あさぎいろ)を採用したパッケージデザインもこだわりのひとつです。
――どんな人に飲んでもらいたいですか?
竹井氏:「やかんの麦茶」は、暑くて喉が渇いた時はもちろん、ひと手間かけて丁寧に淹れられた麦茶なので、リラックスしたい時やひと息つきたい休憩時にもお楽しみいただけます。また、温めて飲んでいただいてもおいしいので、夏だけでなく寒い季節も「やかんの麦茶」でふぅっと一息ついていただき、次への活力としていただけたら嬉しいです。
――ありがとうございました。