おいしさの秘密と私のこだわり

まるでレモネードな低アル日本酒「れもんしとろん 純米」

株式会社モトックス コーポレートコミュニケーション部 佐々木美穂氏

 ワインとお酒の専門商社「モトックス(Mottox)」は「れもんしとろん 純米」(酒井酒造)のプロモーションを強化している。今回はコーポレートコミュニケーション部の佐々木美穂氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

れもんしとろん 純米

原料米: 山田錦・日本晴(いずれも山口県産)
内容量: 720mL
アルコール度数: 6%
価格: 2079円前後
蔵元: 酒井酒造株式会社
Webサイト: れもんしとろん 純米

れもんしとろん 純米

――商品開発の経緯を教えてください。

佐々木氏:現在好評販売中のアルコール7%のリンゴ果実味豊かな「りんごぽむぽむ」を発売したのが2022年。これに続く新たな「美味しくて、楽しくなる」低アル日本酒の開発を進めてきました。今回縁あって山口県「酒井酒造」さんのお酒に出会い、「こんな商品を扱いたい!」と猛アタックの末、共同開発が始まりました。その後コンセプトの設計、蔵元との酒質打ち合わせから試験醸造、ネーミングやパッケージ考案と工夫を重ね、約1年半がかりで発売に至りました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

佐々木氏:「れもんしとろん」はレモン果汁などを一切使っていない、純粋な日本酒です。爽やかに、そしてほのかに感じられる「レモン」のニュアンスは原料の白麹由来のクエン酸含有によるものです。また蔵元の特徴であるきめ細かな軟水を仕込み水に使用することで、レモン風味かつ、ソフトできゅんとはじけるような軽やかなお酒ができあがりました。

――こだわりのポイントは?

佐々木氏:なんといっても6%の低アルコールであることです。一般的には、日本酒のアルコール度数は16%程度のものが多いですが、「れもんしとろん」は蔵の独自製法により、アルコール度数を6%まですきっと落とし、現在流行している低アルコールタイプに仕上げています。すっきりとした飲みやすさは、まるで「大人のレモネード」! 旨味も程よく感じられる、満足度の高い味わいです。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

佐々木氏:食べること・飲むことがお好きな方、そして新しいもの好きの方にお試しいただきたいです。おつまみスナックと合うだけでなく、レアチーズケーキのようなデザートとも相性抜群。またミモザサラダ、チキンのクリームソース掛けソテー、カルボナーラといった、生野菜やクリーム系のお料理ともよく合います。お食事にレモンを搾るように、「れもんしとろん」をお楽しみいただければと思います。「前菜からデザートまで」ずっとこれ1本でペアリングが楽しめる逸品です!