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アサヒビール、エコパック採用の「スーパードライ」6缶パックをテスト販売

2021年10月19日~

エコパックを採用した「スーパードライ」の6缶パック

 アサヒビールは10月19日、6缶パックの紙の使用量を削減することを目的にした新資材「エコパック」を採用した「スーパードライ」のテスト販売を開始した。

 エコパックは、缶の上部のみ固定する紙資材。従来のものと比べ、紙の面積は350mlの6缶パックで77%、500mlの6缶パックで81%削減できる。また、紙の重量もそれぞれ65%、73%の削減が可能となる。

 同社によれば、製造する6缶パックを全て新資材に変更すると、年間で紙の使用量を約8800トン、資材製造に伴うCO2排出量を7400トン削減できるという。同社では、テスト販売の状況を見たうえで、2023年からの本格展開を目指すとしている。

 エコパックを採用した商品は、ドラッグストア「ウエルシア」「ハックドラッグ」、スーパーマーケット「ライフ(首都圏)」の一部店舗で販売される。

通常の6缶パック