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かっぱ寿司、2月8日から「超SUPER 九州ネタうまか祭」フェア開催
2022年2月4日 22:31
- 2022年2月8日~3月6日 実施
フェアの目玉は九州のネタの旨さが感じられる2種類の逸品皿
九州は江戸時代から諸外国との交流の窓口。そのため数多くの食文化や郷土料理が生まれ、まさに“うまか!”の宝庫である。事前に実施された試食会に登壇した商品企画部 部長の大友英昭氏は、「2月は初旬に節分の恵方巻きがあるため、その後の集客に苦戦する月」だとし、そのため北海道フェアに継いで人気がある九州フェアを企画したことを説明した。
中でも目玉は、1皿で九州ネタを4貫も楽しめる2種類の逸品皿。1つは九州にちなんだネタを用意した「九州味わい逸品皿」(4貫550円)。そしてもう1つが国産うなぎを使用した「鹿児島県産うなぎの逸品皿」(4貫550円)だ。
比較的お手頃価格のネタが多いかっぱ寿司が550円の逸品皿を2種類用意するのは、フェアでは初の試み。「集客が落ち着いている2月だからこそ、より鮮度を大切にし、各店舗で手切りするなど、手を加えたより良いものを提供できる。九州の“うまか!”ネタをいろいろな食べ方で楽しんで欲しい」と大友部長は言う。
まず、「九州味わい逸品皿」は、鹿児島県が生産量全国1位のかんぱちを、にぎりと漬けで食べ比べできる。鮮度の良さが際立つ「鹿児島県産かんぱち」は、ネタとシャリの間に挟んだシソの風味が際立ち、「鹿児島県産かんぱちの漬け」はしょうがと醤油でまろやかな味わい。そして「九州天然さば炙り」は皮目を直火で炙っているので、身はプリッとしていて皮はパリッと香ばしい。変わり種の「チキン南蛮タルタル有明のり包み」もかっぱ寿司自慢の有明産の海苔で包んで食べることで想像を大幅に上回る美味しさだった。チキン南蛮の上にかかるタルタルソースは何度も試行錯誤を繰り返して生まれたオリジナルとのことで、玉ねぎのシャキシャキ感が新鮮さを感じさせてくれた。この4貫だけでもかなりの満足感。筆者ならシメにこの「九州味わい逸品皿」を食べたいと思った。
「鹿児島県産うなぎの逸品皿」は鹿児島県産のうなぎを蒲焼、うなとろ、うざくの3種類の味わいで楽しめる。筆者は蒲焼のにぎりを食べた時に、「これまでのうなぎとは格が違う」と感じた。実は鹿児島県はうなぎの生産量日本一を誇るのだそう。鹿児島県の温暖な気候と火山灰大地のミネラル豊富な地下水がうなぎの養殖に最適らしく、改めて国産うなぎの旨さを実感した。うなとろのとろろや、うざくのきゅうりは鮮度が際立ち、店内で丁寧に調理されたことが感じられた。
逸品皿以外にも九州の“うまか!”ネタが揃う
「超SUPER 九州ネタうまか祭」フェアでは、九州のかんぱち、天然さば、うなぎ、するめいかなど、さまざまな“うまか!”ネタを味わうことができる。試食会ではフェアに登場する商品の中から、7種類のネタを試食することができた。
中でも筆者が気に入ったのが、「鹿児島県産かんぱち天にぎり」(1貫220円)だ。一見、脂っぽいと思いがちだが、天ぷらの衣がサクサクで、衣自体がすでに美味しい。中のかんぱちはホクホク。ポン酢ジュレと柚子胡椒の味付けで、間違いない旨さだった。
2番目に気に入ったのが、「長崎県産 コリコリするめいか(塩レモン)」(2貫220円)。その名称通り、するめいかの鮮度が良くねっとりとしていて、ずっと口の中でコリコリとその味わいを楽しめた。
3番目は抜群の組み合わせの「博多明太マヨ軍艦」(2貫110円)。やや辛めの明太子とマヨネーズは、見ただけでその旨さが想像できる。
もちろん、九州産の黒毛和牛のもも肉を使った「九州黒毛和牛にぎり」(1貫330円)も文句なしの味わい。焦がしにんにくダレを付けた「九州黒毛和牛にぎり 焦がしにんにくダレ」(1貫330円)と食べ比べてみるのもいいだろう。
そのほか、「鹿児島県産 山川港水揚げ 炭焼きかつお」(2貫165円)は炭火焼きの香ばしさが口いっぱいに広がり、「鹿児島県産かんぱちとたくあんのかんたく包み」(1貫165円)は有明産の海苔が美味しくて、包んで食べることで一層、ネタやシャリの旨さが感じられた。
ほかにも「九州味わい逸品皿」のかんぱち2貫を単品にした「鹿児島県産 かんぱち食べ比べ(生・漬け)」(2貫330円)や、「鹿児島県産うなぎの逸品皿」の蒲焼だけを味わえる「鹿児島県産うなぎ」(1貫330円)、迷った時におすすめのかんぱち、かつお、するめいかが一度に味わえる「九州の魅力三昧盛り」(3貫330円)も用意。
多彩な九州ネタを、さまざまな味わいで楽しめる「超SUPER 九州ネタうまか祭」フェア。3月6日まで約1カ月間のフェアになるが、商品がなくなり次第、終了になるので、早めに訪れたい。