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“チルタイム”にうれしい、日本初上陸の低アルコール/低カロリー/低糖質ドリンク「スミノフセルツァーオレンジ＆グレープフルーツ/ホワイトピーチ」

キリンビール新商品発表会

編集部：濱野紗妃

2022年3月22日 18:15

2022年3月22日発売

「スミノフセルツァーオレンジ＆グレープフルーツ」「スミノフセルツァーホワイトピーチ」

　キリンビールは、ディアジオ（英国）の「スミノフ」から日本初上陸の「スミノフセルツァーオレンジ＆グレープフルーツ」「スミノフセルツァーホワイトピーチ」を発売するのにあわせ、新商品発表会を開いた。

　ディアジオジャパンマーケティング部須賀千晃氏が商品説明をし、スタイリッシュな生き方をけん引するスミノフセルツァーのアンバサダー「TEAM SELTZER」のメンバーやお笑いコンビ「きつね」（大津広次さん・淡路幸誠さん）が登壇。スミノフセルツァーを試飲し、「飲んだ瞬間にすごく爽やかな口当たり」と感想を述べた。

　また、発売を記念し、合計6万1000名に「スミノフセルツァー」の無料引換クーポンが当たるキャンペーンを28日まで実施している。

　LINEアプリをインストールしているスマートフォンにて、キャンペーン特設ページ内の「今すぐ参加する」ボタンを押し、引き換えたい対象のコンビニエンスストアを選択。LINEアカウントでログインの上、権限を許可のページで「許可する」を押し、動画視聴後、アンケートに回答すると、抽選結果が表示される。

　ハズレの場合は、翌日以降（24時を経過した時点で翌日となる）応募期間内であれば再度抽選に参加できる。

「自分の好きなことを自分らしく」過ごすチルタイムに

　スミノフセルツァーは、ほんのり爽やかなフルーツフレーバーと、スミノフウォッカを使用したアルコールスパークリングウォーターですっきり仕上げた。低アルコール、低カロリー、低糖質で、炭酸水のような飲み心地のよさが特徴。

　ターゲットは、20～30代のZ世代で、“チルタイム”に試してほしいという。

　オレンジ＆グレープフルーツは、オレンジの香りとグレープフルーツの酸味のバランスが心地よい、爽快でスッキリしたテイスト。

　ホワイトピーチは、さっぱりとしたホワイトピーチが優しく香る、ほどよい甘さのすっきりした味わい。

　パッケージデザインは、日本のRTD（Ready to Drink：栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料の総称）にはめずらしい白をベースとしたものにこだわり、ライトで爽快な飲み心地を表現。内容量もスタンダードではない250mlスリム缶の飲みきりサイズ。

若年層を中心に支持されているハードセルツァー

　ハードセルツァーとは、アルコール入りスパークリングウォーターのことで、世界的に20～30代を中心に「すっきりした味わい」「おしゃれなイメージ」「かっこよさ」などが支持されている。

　2016年より急速に人気となり、日本でも注目が増してきており、2021年にはヒット予測ランキングにランクイン。Z世代を中心に広まると予測されている。

　さらに、2020年からのコロナ禍の影響で自宅でのアルコール飲用が増えたことにより、ハードセルツァーの成長が加速した。

　海外（米国）でのハードセルツァーのボリューム層は34歳以下。ほかの世代とは明らかに異なる“Z世代”“ミレニアム世代”において、口にする素材への意識やハイエナジーなパーティータイムからチルタイムへ、価値感の多様性などホリスティックなライフスタイルの価値観の浸透が背景にあるという。

　日本でも、ハードセルツァーが期待されており、2022年～27年の年平均成長率はプラス21.2％、5年後の2027年には、2020年RTDカテゴリー販売金額に対し、約11％の販売規模になると予測されている。

　日本のRTDカテゴリーにおいて、「体への負担を減らす」「体にやさしい/うれしいものを摂る」など、ノンアルコール・低糖質といった機能面に注目した商品は多い。一方、「自分らしいライフスタイルを維持する」といった情緒的価値にフィットした商品は少なく、さまざまなライフスタイルに寄り添う価値の創造を提供していきたいと考えているという。