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IoTディスペンサーで日本酒の嗜好を解析、KDDIなどが実証実験

2022年3月25日~4月3日 実施

IoTディスペンサー「のまっせ」

 シンク、サンデン・リテールシステム、蔵楽、KDDI、KDDI総合研究所は、日本酒のIoTディスペンサー「のまっせ」を活用してユーザーの嗜好性を解析する実証実験を実施する。

「のまっせ」は、シンクが提供するネット対応の日本酒試飲用ディスペンサー。試飲した銘柄や試飲量、試飲時間といったデータを収集し、スマートフォンのアプリで収集したアンケートとあわせ、性別、年代、地域といった属性別の嗜好性データを蓄積する。

実証実験の概要

 5社では、このデータを解析することで、特定の年代や地域をターゲットにした日本酒の商品開発や販路開拓が可能だとしており、今回の実証実験を通じてデータ収集にかかる人的コストを削減しながら、中小の酒蔵の商品開発力と販路開拓力の向上に貢献していくとしている。

 実証実験の実施場所は、名酒センター(日本酒PRセンター)御茶ノ水店。期間は3月25日~4月3日。20歳以上であれば誰でも参加できる。