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かっぱ寿司、北海道産の新物いくら・ぼたん海老・天然〆さばなどを楽しむ「北海道大物産フェア」
2022年4月8日 06:00
- 2022年4月12日~5月8日 実施
かっぱ寿司(カッパ・クリエイト)は、「北海道大物産フェア」を4月12日~5月8日に実施する。
かっぱ寿司では産地を謳ったフェアを年13回開催しているが、なかでも北海道は一番の人気。2021年9月に行った「北海道どさんこ祭り」も好評で、年1回と言わず、年2回の開催が決まり、今春にも北海道フェアを行なうことになった。
フェアに先駆けて4月7日に行なわれたメディア先行試食会では、「2021年9月のフェアよりもパワーアップした企画内容になります」と、商品企画部 部長の大友英昭氏は力を込める。
その1つが「北海道 どさんこ盛り」(2貫330円)。これは2021年の北海道フェアで大好評だった「どさんこ盛り」が進化したもの。前回はネタが8種(ほたて、かに、いくら、まぐろたたき、サーモン、たくあん、たまねぎ、大葉)だったのに対して、今回は10種(北海道産いくら、とびっこ、サーモン、貝の小柱、ねぎとろ、北海道産スルメイカ、たくあん、たまねぎ、大葉、北海道産大つぶ貝のわさび醤油漬け)と、さらにパワーアップした。
具だくさん過ぎて食べにくいので、ネタを1つずつ味わったり、2貫のしゃりを崩して海鮮丼的な感じで食べるなど、思い思いの食べ方で楽しんでほしいとのこと。筆者は上部のサーモンを片方のネタに寄せて、1貫ずつ大口を開けて食べてみたのだが、ひと口では収まらないほどの大きさだった。たまねぎのシャキシャキ感に貝の小柱のコリコリ感、スルメイカのねっとり感やとびっこのプチプチ感など、食べ進めるごとに様々な食感や味わいが広がり、最後はサーモンがほんのりとろけ、その満足感でほっこりした。
続くパワーアップネタが、「北海道 あじわい逸品皿」(4貫550円)だ。かっぱ寿司では2月から長方形の黒い皿を「逸品皿」とし、近年、力を入れる店内仕込みでひと手間を加えたネタを提供している。「北海道 あじわい逸品皿」もその1つで、「北海道産ほたてレア炙り」「北海道産ぼたん海老レア炙り」「北海道名物ちゃんちゃん炙りサーモン」「北海道産スルメイカとつぶ貝のわさび醤油漬け有明のり包み」の4貫は、いずれも店内仕込みのこだわりが感じられる逸品となっている。
なかでもほたてとぼたん海老に施されるレア炙りは、ネタが焦げないように一旦水にくぐらせて炙るという手間がかかったもの。このひと手間により、生のほたてやぼたん海老本来の旨みや甘みがぐっと引き出されるのだとか。
そのほか、北海道の郷土料理であるちゃんちゃん焼きを再現した「北海道名物ちゃんちゃん炙りサーモン」は、国産味噌をベースにした特製味噌だれが絶品。店内で炙ることで香ばしくなり、より一層旨みが増す。そして「北海道産スルメイカとつぶ貝のわさび醤油漬け有明のり包み」は、スルメイカとつぶ貝を店舗で刻み、かっぱ寿司オリジナルのだし醤油とわさびを使ってわさび醤油漬けにした。いずれもかなり手をかけた商品だ。
「北海道大物産フェア」ではこのほか、北海道産の新物いくらや天然〆さばなど、北海道の旨いネタが盛りだくさん。「かっぱ寿司ではここ数カ月、天然にこだわって天然魚を増やしています」と大友氏。次に紹介する商品はフェアの一例だが、天然ものが多いところに注目したい。
サイドメニューとしては、前回の「北海道どさんこ祭り」で15万食が10日で完売したほどの人気商品「北海道名物 鶏のどさんこざんぎ」(385円)が復刻するのも見逃せない。鶏もも肉の旨さを強調し、隠し味に北海道産のホタテエキスや昆布エキスも加えるなど、よりジューシーでワーアップした味わいになっているという。
口直しには「元祖!北海道ラーメンサラダ」(385円)がおすすめ。ラーメンサラダは北海道発祥のご当地グルメ。札幌グランドホテルが元祖だと言われているが、そこの胡麻風味ドレッシングの味わいに近づけたのだそう。
デザートには雪が降り積もったドーム(かまくら)をイメージした「おぼれる北海道練乳ホイップクリムケーキ」(385円)を用意。クリームをサンドしたふわふわケーキにオリジナルバニラアイス、サクサククッキー、北海道産のハスカップピューレを重ね、店舗で調合した北海道産練乳ホイップクリームをたっぷりのせた。
北海道の美味しいネタをよりパワーアップする店内仕込みのひと手間。こだわりの味を食べに行こう!