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「マジでご飯との相性抜群なんで」とヒカルさん。ジョイフル「ヒカル考案 冗談抜きで旨い牛焼肉定食」を一足早く食べてみた
2022年7月8日 18:25
- 2022年7月12日15時 発売
ファミリーレストランのジョイフルは、ヒカルさんとのコラボレーション企画「冗談抜きで旨いシリーズ」の第4弾として、「ヒカル考案 冗談抜きで旨い 牛焼肉定食」を7月12日15時に発売するのにあたり、発表会を実施。営業企画部の濱田由香氏や商品開発部の山本利明氏が説明した。
ヒカル×ジョイフルコラボ第4弾
・「ヒカル考案 冗談抜きで旨い 牛焼肉定食」1098円
・「ヒカル考案 冗談抜きで旨いかき氷(コーラ×瀬戸内レモン)」(548円)
・「ヒカル考案 冗談抜きで旨いおかんの骨付き唐揚げ(5本)」(438円)
・テイクアウト「ヒカル考案 冗談抜きで旨いおかんの骨付き唐揚げセット」(970円)
・テイクアウト「ヒカル考案 冗談抜きで旨いおかんの骨付き唐揚げ」(5本430円/10本819円)
・「ヒカル考案 冗談抜きで旨いオードブル(大)」(4318円)
・「ヒカル考案 冗談抜きで旨いオードブル(小)」(2698円)
さまざまな偉業を達成したヒカル×ジョイフルコラボ
そもそもヒカル×ジョイフルコラボは、新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食業界が甚大なる影響を受けていた2020年に始動。ジョイフルもグループ全体で約200店舗の閉店を余儀なくされ、生き残りをかけて、かねてからジョイフルに好意的な発信をしてくれていたヒカルさんにコラボのオファーをしたそう。
ヒカルさんはYouTuberとしての活動だけでなく、近年は実業家としての活動や企業コラボにも注力。しかし飲食店とのコラボは今回が初めてなので、「ある程度の話題性を期待していましたが、ヒカルさんの類いまれなる商才により、数々の記録を塗り替える偉業を達成してくれました」と営業企画部の濱田氏。
2021年7月21日にコラボ第1弾の、「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」を販売したところ、1週間後にはジョイフルの株価が上昇してストップ高に。8月2日には時価総額43億円増を達成する結果となった。9月27日にはジョイフル史上最速で累計販売数100万食を突破し、このタイミングでヒカルさんはジョイフルのアンバサダーに就任。
2021年12月14日に発売したコラボ第2弾の「ヒカル考案 冗談抜きで旨いおかんの唐揚げ」については、第1弾をしのぐ勢いで顧客に支持され、EC販売が通常の200倍を記録したほか、フードプロフェッショナルアワードで最高ランクの3つ星を受賞するなど、専門機関からも高い評価を得た。
2022年4月21日~5月3日には、西日本をメインに出店する郊外型店舗のジョイフルにとって史上初となる東京23区内である渋谷に、期間限定プロモーションショップ「ジョイフル 渋谷・ヒカル店」をオープン。初日にヒカルさんが1日店長を務めたところ、約1100人が来店し、ジョイフル単日売上げの最高記録を達成した。
このプロモーションショップ限定で販売した「グルメバーガー」の反響が大きく、5月31日にコラボ第3弾として、「ヒカル考案 冗談抜きで旨いグルメバーガー」を全国販売。6月27日にはこれら「冗談抜きで旨いシリーズ」の累計販売数400万食を突破した。
コラボ第4弾を食べてみた
そして待望のコラボ第4弾が、「ヒカル考案 冗談抜きで旨い 牛焼肉定食」だ。これまでのコラボが王道商品で成功しているので、次も夏に食べたくなる定番商品で、ご飯が進むものということで、焼肉に決定した。ジョイフルが創業時に焼肉屋であったことや、ヒカルさん自身も焼肉が好きで、動画で何度も焼肉を取り扱っていることなども、焼肉に決まる要因となった。
また、今回はデザートにも挑戦したいというヒカルさんの希望で、コラボ初のデザートとして、「ヒカル考案 冗談抜きで旨い かき氷 (コーラ×瀬戸内レモン) 」も同時販売。コラボ第2弾のヒカルさんのお母さんのレシピを再現した「ヒカル考案 冗談抜きで旨い おかんの骨付き唐揚げ(5本) 」も、原料となる手羽中を確保できたことで、同時販売する。
「冗談抜きで旨くて安い」を実現するため苦労したのが、これまでの販売数量予測から、月間120トンが調達できる部位で、世界的な原料価格の高騰のなかでも安く仕入れられる部位の選出。「国内外の部位別の肉を20種類程度検証し、価格や味などの評価で米国産牛バラ肉に決定。自社工場で加工することで、コストを抑えました」と商品開発部の山本氏。
肉の厚みは30パターンから、厚みと長さを検証。タレについては果実の甘味や酸味を感じながらも濃い系で、味がより絡むよう、2種類のタレを使用したという。
その言葉どおり、焼肉の味わい自体は濃い目なのに、後味がさっぱりしていて、口にイヤな脂っこさが残らなかった。これには肉の赤身と脂身のバランスも影響するそうで、肉厚があり、ボリューム感のある焼肉は、冗談抜きで旨かった。
飽きることのない味だったが、プレートに添えられたにんにくの辛味噌やハニーマスタードを付けて味変することで、無限に食べ続けられる気がした。この味にはヒカルさんも絶賛し、ご飯が進むということで、この商品に限り、ご飯のおかわりが何度でも無料になっている。
同時発売の「おかんの骨付き唐揚げ」は、醤油味で生姜が利いた少し甘い味付け。味変用にヒカルさんが実家で使っていたお好みソースを再現し、これまでのコラボ商品に欠かせないハニーマスタードソースも付いている。唐揚げだけでもイケる味だが、味変の2種類のソースに付けるとジューシーな肉の味わいが引き立ち、あっという間に完食してしまった。ビールのおつまみにもバッチリ合うと思う。
コラボ初のデザートの「かき氷」は、ヒカルさんをイメージした2色のシロップが印象的。黒色と金色をイメージしてさまざまなシロップを模索し、王道のコーラと瀬戸内レモンに決定したそう。見た目には安易な組み合わせに思えたが、実際に食べてみると、これが実にピッタリ。コーラの甘さとレモンの酸味が絶妙で、アイスクリームと組み合わせて食べることで、さまざまな味わいが楽しめる。今回、コラボ第4弾の3商品を試食したが、いずれも味変ができることもあり、暑すぎて食欲が減退しているときにも、美味しく食べられそうだと感じた。
発表会では最後に、ヒカルさんから「ジョイフル×ヒカルコラボ第4弾として、牛焼肉定食の販売がスタートします。マジでご飯との相性抜群なんで、夏の時期、家族で動いた子供たちとか、仕事終わりの方たちとかに、おそらく絶賛されるものになると思います。ぜひ味わってみてください。めちゃくちゃ美味しいです」とのビデオメッセージが紹介された。
「冗談抜きで旨いシリーズ」は、コロナ禍においても最速で累計販売数の記録を更新するなど、勢いがあった。濱田氏は去年よりも行動制限が緩和している今、「さらなるジョイフル最速を達成したい」と意気込む。テイクアウトやデリバリー商品のほか、オードブルまで幅広くラインアップし、コラボ第4弾を盛り上げる。