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1年ぶりに「白いモスバーガー」が復活、チーズソースを改良

2023年7月12日~ 期間限定

白いモスバーガー

 モスバーガー(モスフードサービス)は、「白いモスバーガー」を7月12日~9月中旬の期間限定で販売する。

 白いモスバーガーは、クリーム、ゴーダ、エメンタール、パルメザン、ホワイトチェダーの5種類のチーズを使用した白いチーズソースを用いたハンバーガー。昨年は4種類のチーズを使用していたが、今回はパルミジャーノ・レッジャーノに代わり、よりマイルドな味わいを実現するためにパルメザン、チーズらしい香りとコクを付けるためにホワイトチェダーが使われている。

 上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏によれば、昨年は全世代をターゲットにしていたが、今回は同社が直近で重点的にアプローチを図っている30~40代の女性と12歳以下の子供をメインのターゲットに据えており、味付けの面でもそこに合わせた調整が行なわれているという。

 昨年は350万食を販売したが、今年は400万食を目指すとしている。

上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏

 商品開発担当の堀谷直人氏は、「思わず写真を撮りたくなるような見た目がポイントの商品。チーズの種類を追加して、厳選した5種類のチーズを使用したチーズソースがミートソースやトマトの味を引き立てる」と同商品の特徴を紹介する。

 同氏によると、チースの構成の変更以外に、昨年、隠し味として追加していたヨーグルトや白ワインを抜いて酸味を抑えたほか、やや癖のあるブルーチーズの配合量を昨年の1/4にすることで食べやすくしているとのこと。

商品開発担当の堀谷直人氏

 また、白いソースをウリにしている同商品だが、テイクアウトやデリバリーで作ってから時間が経つと、チーズソースがミートソースを混ざってしまい、白くなくなるという課題があったため、チーズソースの粘度を調整し、白さをキープする改良も行なったという。

 価格は、パティが1枚の「白いモスバーガー」が500円、パティが2枚の「ダブル白いモスバーガー」が660円。

 昨年販売した際には、モスバーガー恵比寿東店を期間限定で白くデコレーション。同店で白いモスバーガーが4149個販売されたことから、今年は同店の店頭に白いモスバーガー4149個分の大きさのオブジェが展示される。

モスバーガー恵比寿東店には白いモスバーガーのオブジェが登場
昨年同店で販売された4149個の大きさになっているという

 このほか、12日にはスモークパプリカ、チポトレ、花椒、コリアンダー、ガーリック、ジンジャーといったスパイスで作ったオイルを使用した「ホット スパイスモスチキン」も登場する。

ホット スパイスモスチキン

 同商品は2021年から夏向けの限定商品として販売されている人気メニューで、価格は350円。5本入りのパックも用意され、1650円で販売される。9月中旬までの販売となる。

 ドリンクメニューでは、「ライム&ライチソーダ」と「ティーサングリア<ノンアルコール>」が登場。こちらは11月中旬までの販売が予定されている。

 ライム&ライチソーダは、ライムとライチの果汁を使用した爽快感のある炭酸ドリンク。ダイスカットされたアロエも入っており、商品開発担当の弘法利榮子氏は、弾力のある食感も楽しんでほしいとしている。価格はSサイズ290円、Mサイズ360円、Lサイズ430円。

 ティーサングリアは、減圧濃縮法でフランス産の赤ワインのアルコール分を飛ばし、スペイン産の桃やチリ産のぶどうの果汁を使用し、アイスティーで割ったモクテル(ノンアルコールカクテル)。各店舗で生のオレンジをカットしてのせて提供される。価格は560円(Lサイズのみ)。

商品開発担当の弘法利榮子氏
ライム&ライチソーダ
ティーサングリア<ノンアルコール>