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サンマルクカフェ、ブレンドコーヒーをリニューアル

ティラミスをモチーフにしたチョコクロも期間限定で登場

2023年9月8日~

ブレンドコーヒー「サンマルクブレンド」

 サンマルクカフェは、ブレンドコーヒー「サンマルクブレンド」を9月8日にリニューアルする。あわせてティラミスをモチーフにしたプレミアムチョコクロも登場する。

 サンマルクブレンドは、ベーカリーカフェとして人気商品のチョコクロなどのパンとのペアリングを念頭に開発されているが、今回のリニューアルでは、より飲みやすく、華やかな味わいにすることを目指し、生豆の配合や焙煎、コーヒーマシンの抽出設定が見直された。

 豆の配合については、ブラジル産やコロンビア産の豆に加え、フルーティーさや心地よい余韻をもたらすエチオピア産の豆を使い、バランスが整えられている。

 焙煎については、従来は焙煎前に豆をミックスしていたが、一つ一つの豆にぴったりな形で別々に焙煎した後にミックスする方式に変更することで、個々の豆から引き出す香味を調整した。

 コーヒーマシンについても、新ブレンドにあわせて全国の店舗のマシンの設定を調整。豆の挽き具合、豆の分量、湯量、圧力調整、蒸らし水量、蒸らし時間、抽出経路幅の調整、抽出時間など、最大12項目にわたり、経年劣化による個体差も見ながら狙った風味を出せるようにしたという。

業務革新本部の竹之内健吾氏(中央)とマーケティング本部 マーケティング部 PR担当の吉田美咲氏(左)

 業務革新本部の竹之内健吾氏によれば、今回のリニューアルでは、チョコクロの風味とサンプルコーヒーの風味を味覚センサーを使って分析し、チョコクロのバター感のある生地やチョコレートの風味に負けないように、コーヒーに適度な風味の強さをもたせることを意識して開発を進めたとのこと。配合比率などは非公開だが、従来品と比べて総香気成分が116%増加しており、なかでもフルーティーな香りが生きているという。

 価格はSサイズが300円、Mサイズが360円で変更はない。

 なお、今回のリニューアルは、ブレンドコーヒーとそれをベースにしたアメリカンコーヒーのホット商品が対象となっており、アイスコーヒーやその他のメニューについては、順次検討していくとしている。

 あわせて9月8日に発売される「プレミアムチョコクロ コーヒーティラミス」は、今回のブレンドコーヒーのリニューアルにあわせ、コーヒーをテーマに開発されたものとなる。

プレミアムチョコクロ コーヒーティラミス

 その名の通りティラミスを意識し、新たに開発したコーヒー味のチョコレートをクロワッサン生地で包み、コーヒーソースと2種類のチーズ(マスカルポーネチーズとクリームチーズ)を混ぜ合わせたクリームをトッピングして焼き上げ、仕上げにココアパウダーが振りかけられている。

 価格は1個320円で、5個入BOXも1300円で販売される。こちらは9月28日までの期間限定で、材料が無くなり次第終了となる。

 また、同店で人気の「コーヒーゼリーパフェ」をドリンクにアレンジした「コーヒーゼリーパフェスムージー」(590円)と「コーヒーゼリーパフェスムージー with 北海道ミルクソフト」(640円)も登場する。

 いずれもコーヒーゼリーをクラッシュして敷き詰め、その上にミルクのスムージーを注ぎ、トッピングで差をつけている。

「コーヒーゼリーパフェスムージー」(右)、「コーヒーゼリーパフェスムージー with 北海道ミルクソフト」(左)、「コーヒーゼリーパフェ」(奥)