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タカノフーズ、プラズマ乳酸菌入りのたれが付いた「すごい納豆ゴールド」
2024年8月19日 17:05
- 2024年9月1日 発売
タカノフーズは、キリンホールディングスと共同で開発した「すごい納豆ゴールド プラズマ乳酸菌たれ付」を9月1日に発売する。北海道を除く東日本エリアで販売される。
同商品は、S-903納豆菌を使った納豆に、キリンのプラズマ乳酸菌を配合したたれを添付した機能性表示食品。中粒以上の国産大豆を100%使用した納豆は、ふっくらとした大豆の弾力を保ちながら芯まで柔らかく仕上げられており、鰹節、昆布、煮干しの3種のエキスを組み合わせただしの旨みがその味わいを引き立てる。
タカノフーズでは、2017年2月に健康志向の消費者をターゲットに「すごい納豆 S-903」を発売し、2024年5月までに累計約4.5億食を販売してきた。今回の商品では、健康な人の免疫機能の維持をサポートするプラズマ乳酸菌を組み合わせることで、他の納豆にはない特徴をアピールするとともに、免疫ケアの日常化や習慣化を目指している。
パッケージは40g×2パックとなっており、プラズマ乳酸菌は1日あたりの摂取目安とされている1000億個がたれ2袋に分けて混ぜられている。このため、1日に2パックを継続して食べることが推奨されている。
同社の希望小売価格は255円(税別)となっているが、実際の店頭価格は150円弱になる見込み。
タカノフーズ 執行役員 営業推進部門の寺岡義政氏は、コロナ前と比べると、週に1回以上納豆を食べる人が60.9%から63.4%に増加しており、その主な理由が健康効果になっていると指摘。キリンと協力し、納豆業界初となる免疫機能をうたえる機能性表示食品を実現することで、消費者の健康ニーズに応えていくと語った。開発には2年を要したという。
寺岡氏によれば、「すごい納豆 S-903」では外国産の大豆を使用していたが、今回の商品では国産大豆100%使用とするとともに、中粒以上の大きさにすることで、ご飯にかけて食べるというよりも、そのまま食べることを想定している。プラズマ乳酸菌の1日の摂取目安をクリアするには2パックを食べる必要があるが、1つのたれ袋に入れられる量や価格といった課題もあり、2パックで1日分になっているとのこと。