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DEAN & DELUCA 有楽町がフルリニューアル。店内キッチンから届くできたてのおいしさを楽しめる店舗に

2026年9月17日 オープン
フルリニューアルオープンする「DEAN & DELUCA 有楽町」は店内キッチンでつくるデリ惣菜とパンが充実

 DEAN & DELUCA 有楽町(ウェルカム)は9月17日にフルリニューアルオープンする。新しい有楽町店では、パン職人が毎朝店内でパンを焼き上げるほか、プリペアードフード(デリ惣菜)がさらに充実。また老舗魚店が仕立てる旬の魚を用いた期間限定メニューも新登場する。銀座~有楽町周辺でゆっくりしたい人の間では、焼きたてのパンとシェフの料理を一緒に味わえるランチメニュー「ブレッドボウル ランチ」も人気が出そうだ。

DEAN & DELUCA 有楽町

オープン日: 2026年9月17日(初日は11時から)
所在地: 東京都千代田区有楽町2-5-1 ルミネ有楽町 ルミネ2 1階
営業時間: 月~土曜 10時~22時、日曜・祝日 10時~21時(ランチ11時~14時)

パンも惣菜も充実

 JR有楽町駅 銀座口より徒歩1分、ルミネ有楽町に入るDEAN & DELUCA 有楽町。2013年のオープンから13年目を迎える同店が、このたび新しく生まれ変わる。

DEAN & DELUCA 有楽町
9月15日に内覧会が実施された

 広く清潔感のあるエントランスの一角には、店内のオーブンで焼いたばかりのできたてのパンが並ぶ。立ち上る焼きたてのパンの香りに、誰もが思わず立ち寄りたくなる。

ベーグル、クロワッサン、有楽町限定のチュロスなどさまざまな種類のパンを販売する
有楽町を先駆けに順次発売される「サワードゥベーグル」(左から、エブリシング389円、プレーン378円、シナモンレーズン389円)
有楽町限定販売の「クロワッサンブリュレ」(518円)。濃厚なカスタードを絞り、表面を炙った
「ほうじ茶マロンドーナツ」(左、454円)と「スパイスパンプキンとコーヒークリームのドーナツ」(右、454円)
マシュマロ、チョコレートクッキーをトッピングした「クラッシュ チョコレート マフィン」(464円)
ヘスス・デュロン氏が監修した有楽町限定の「チュロス」(432円)。気鋭のメキシコ人シェフがコースのデザートとして提供していたチュロスを再現した
有楽町限定販売の「フォカッチャドルチェ 栗と葡萄」(454円)。マロングラッセと葡萄コンポートがたっぷりと入ったジューシーなフォカッチャ

 そして、プリペアードフードが充実した。なおDEAN & DELUCA 有楽町は、東日本で唯一、プリペアードフードとベーカリーの両方を店内キッチンでつくる同系列の店舗になるとのこと。

大きなショーケースには、併設のキッチンでシェフが丹精を込めて作った惣菜がずらりと並ぶ

 有楽町限定販売の「花鯛とアーティチョークのカルパッチョ トリュフソース」(100g 1836円)は、駿河湾産の花鯛をお造りのように仕立てたカルパッチョ。厚切りにしたことで、花鯛本来の弾力ある身の歯ざわりを楽しめる。力強い花鯛には、香ばしくローストしたアーティチョークと、芳醇な香りが広がるトリュフソースを合わせた。素材の持ち味を活かしながら、花鯛の新たな魅力を引き出すメニューとなっている。

有楽町限定の「花鯛とアーティチョークのカルパッチョ トリュフソース」。旨みを蓄えた皮目まで味わえる、ていねいな仕上げだ

 有楽町限定販売の「まぐろテールのオッソブーコ風 トマト煮込み」(1944円)は、ミラノの伝統料理オッソブーコをミナミマグロのテールで仕立てたもの。香ばしく焼き上げたテールをトマトソースで軽く煮込み、とうもろこしのポレンタに重ね、セミドライトマトを添えている。

有楽町限定の「まぐろテールのオッソブーコ風 トマト煮込み」。コラーゲンを含む筋まで柔らかく、魚の旨みが溢れる一皿に

 社内の料理コンテスト(2025年秋)で表彰されたメニューも店頭に並ぶ。「4種のじゃがいもとさつまいものグラタン・ドフィノワ」(778円)は、フランス・ドフィネ地方の名物料理 グラタン・ドフィノワをモチーフにしたもの。じゃがいも、生クリーム、牛乳、にんにくでつくるシンプルなグラタンを全5色の芋でミルフィーユのように重ねてテリーヌに仕立てた。

4種のじゃがいもとさつまいものグラタン・ドフィノワ

 このほか産地の分かる旬の食材を使った、ラザニア、ローストビーフ、ラタトゥイユといった定番の惣菜ももちろん用意している。

有楽町限定の「石川農園 黒イチヂクとメープルナッツのオータムサラダ」(100g 972円)
ラザニア(1404円)

 ランチにぴったりのテイクアウトできるパック惣菜も豊富な種類を揃えた。有楽町で働くビジネスパーソンにとっても嬉しいラインアップとなっている。

ローストビーフと紅芯大根のサラダ
カオマンガイ
グリルチキンシーザーサラダ
海老のトマトクリーム フェットチーネ

 小上がりのイートインスペースでは、スイーツ、ドリンク各種を楽しめる。有楽町店限定ランチとして、パンを器にして、季節のスープをたっぷりと注いだ「ブレッドボウル ランチ」(1512円)などが登場する。

ケーキはレジ横のショーケースに入っている
ドリンクのメニュー。ケーキセットも用意する
イートインスペースから店内を見渡したところ
こちらが有楽町店限定の「ブレッドボウル ランチ」(1512円)
DEAN & DELUCA 有楽町 マネージャー 島袋孝明氏

文化の届け手から担い手へ

 メディア内覧会の冒頭、ウェルカム 執行役員でDEAN & DELUCAの商品企画室に所属する高橋伴樹氏は「当社では創業以来、Living with Food. 『食すること』とは、人生を味わうこと、というブランドフィロソフィーを掲げてきました。私たち自身は、DEAN & DELUCAのことをARTISANAL GROCERS(職人型食料品店)と位置づけております。取引先にいる素晴らしい生産者を大切にし、これまでは『届け手』としてお客様に商品を届けてまいりました。来年で50周年を迎えるDEAN & DELUCAでは、今後100年続くブランドを目指します。そこで当社では、文化の届け手から担い手となるべく挑戦します。選ばれる存在から、共に創り続ける存在へ。まずは50thプロジェクトとして、同じ思いを持つ生産者、製造者と強い信頼関係を構築し、産地や現場を知ることで川上からはじまるストーリーを伝えていきます」と語る。

ウェルカム 執行役員の高橋伴樹氏

 ちなみに「空間デザインにおいてもクラフト感のあるものにしたい」という思いで、DEAN & DELUCA 有楽町の壁の白いタイルは岐阜県多治見市の職人に、店内を照らすランプは大阪の職人に依頼した、と明かす。

岐阜県多治見市の職人に依頼した白いタイルと、大阪の職人に依頼したランプ

 先に紹介した、有楽町限定販売の「花鯛とアーティチョークのカルパッチョ トリュフソース」および「まぐろテールのオッソブーコ風 トマト煮込み」は、静岡県・焼津で創業60年を迎える老舗魚店「サスエ前田魚店」の5代目 前田尚毅氏の協力を得て実現したもの。DEAN & DELUCA 有楽町の杉山菜々子シェフは「前田さんの仕立てた花鯛を初めて食べたとき、しっかりとした旨味、美味しさはもちろん、魚の身の弾力にも驚きました。もともと薄身のカルパッチョにする予定だったんですが、この食感を活かすため、敢えて厚みを残す形に仕上げました。皮も味わえるよう、調理方法を工夫しています」と説明する。

DEAN & DELUCA 有楽町の杉山菜々子シェフ

 花鯛のカルパッチョと同様、「まぐろテールのオッソブーコ風 トマト煮込み」についても、前田氏の発想にはない創作料理だった。そのため当初、ミナミマグロを仕立てることに懐疑的だったという前田氏。しかし話し合いを続ける中で「私たちの料理でお客さんをワッと驚かせたいんです、という思いに共感いただけました」と杉山シェフは振り返る。では、完成した料理を試食したときの前田氏の反応は? 花鯛のカルパッチョについては「花鯛の旨味の余韻を楽しむために、敢えてこの厚さにしたんだね」と納得し、皮の処理については感激してくれたという。また、まぐろテールのオッソブーコ風 トマト煮込みについては「こういう理由で、こういう処理をしたんだね」と言い当て、「これを生み出すまでに相当な時間がかかったでしょう」「すごく面白いね」と料理を楽しんでくれたそうだ。

店内に掲げられた「わたしたちみんな、マーチャントです。」のポスター

 このあと、ベーカリー開発シェフの酒井杏子シェフが登壇。サワードゥベーグルについて「今まで食べたことのない食感とテクスチュアです。表面はサクっとしていて、食べるとモチっとしているけれど軽い、独特の魅力があります」と紹介する。

ベーカリー開発シェフの酒井杏子シェフ

 有楽町限定販売のヘスス・デュロン氏監修 チュロスについては「料理人の視点でつくられたレシピで、最新の食のトレンドを意識した塩味の効いたものになっており、これをDEAN & DELUCAに合った形に落とし込みました。テイクアウト用ということで、プレッツェルを思わせるフォルムにしています。皆さんの知っているチュロスよりも柔らかく、甘みの上品な味わいになっていますので、たくさんの方にお楽しみいただければ」と話した。