ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

レントン・ブレイ・ブラン・ド・ブラン・スパークリング 2025

価格:5610円(2026年8月4日現在)
レントン・ブレイ・ブラン・ド・ブラン・スパークリング 2025

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部 部長の成瀬さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部 部長の成瀬さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

成瀬氏:オーストラリアでも屈指の高級銘醸地マーガレット・リヴァーから、この夏の“ご褒美スパークリングワイン”として今月の1本に選びました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

成瀬氏:マーガレット・リヴァーは「新世界の旧世界」と称される銘醸地です。ワイン産業としての歴史は比較的浅いものの、インド洋と南極海の影響を受ける冷涼な海洋性気候に恵まれ、ボルドーにも通じる穏やかな生育環境を有しています。海から吹き込む風が気温を和らげることで極端な暑さを避けられ、昼夜の適度な寒暖差によってブドウはゆっくりと成熟。凝縮感とエレガンスを兼ね備えた、オーストラリア屈指の高品質なブドウを生み出します。なかでもカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネは世界的な評価を獲得しており、ワイン愛好家にとって憧れの高級産地として知られています。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

成瀬氏:生牡蠣です。マーガレット・リヴァーは西オーストラリアを代表する牡蠣産地とも近く、まさに地元の王道ペアリング。ワインの塩味を感じさせるミネラル感と牡蠣のヨード香が見事に調和します。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

成瀬氏:誕生日や記念日などの特別な乾杯はもちろん、何気ない週末を少し豊かに過ごしたいときにもぴったりです。“今日はちょっといいワインを開けたい”そんな気分に応えてくれる、洗練された1本です。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ―●――― スイート
渋み: 控えめ ―●――― しっかり
酸味: 穏やか ―――●― キリッと
重さ: ライト ――●―― フルボディ