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キリンの「氷結」が5年ぶりにリニューアル
2021年5月17日 15:05
- 2021年5月17日 発表会開催
キリンビールは5月17日、5年ぶりとなる「キリン 氷結」「キリン 氷結ストロング」のリニューアルについての発表会を開催した。3月製造品から順次販売されている。
発表会では、マーケティング部 RTDカテゴリー戦略担当の桜井可奈子氏が氷結ブランドのこだわりのポイントを解説。同氏は、2001年7月に「チューハイを変えるチューハイ」を目指して誕生した同ブランドだが、果汁本来の香味を引き出すことで、それまでアルコールが強く、人工的な味で、男性向けという印象だったチューハイのイメージを、スッキリ飲みやすく、女性も楽しめるといった形に変化させることに成功し、アルコール市場の中でのポジションを確立できた、と振り返る。
氷結ブランドのコアとなる価値は「スッキリ飲みやすいおいしさ」だとする同氏だが、今回のリニューアルも、この部分をさらに追求したものとなっていると説明する。技術的には、搾った果汁をマイナス18度で凍結する「氷点凍結」と、クセや雑味を取り除いた「クリアウオッカ」を使用することで、氷結ならではの味わいを強化したという。
同氏は、「氷結ブランドは発売以来、スッキリ飲みやすいおいしさを大切にしてきた。時代のニーズに合わせたおいしさに進化させ続けることで今後も成長を続けていく」と述べ、さらなる開発に取り組んでいく姿勢を示した。
なお、同社では、氷結ブランドの商品の1~4月の販売数量が過去最高の1310万ケースを記録したことや、6月22日から期間限定で「キリン 氷結ストロング 夏のレモンミックス」を発売することもあわせて発表している。
高橋一生と真木よう子が飲み比べ
発表会後半では、氷結のテレビCMに出演する高橋一生が登場。リニューアルした氷結について、「本当に味が違った。一口で分かっていただけるのではないか」と飲んでの感想を表現した。
同じく氷結のテレビCMに出演する真木よう子もこれに加わり、氷結のおいしさの秘密をプレゼンテーション。その後、2人で従来商品との飲み比べを実施。高橋は「以前のものも十分においしいが、新商品はやっぱり全然違う」、真木は「レモンの香りが違う」と語り、その変化に驚いていた。