ニュース
飲み応え抜群! 「キリン 氷結 無糖 レモン」に新登場の「Alc.9%」を一足早く飲んでみた
2022年1月25日 15:00
- 2022年2月1日 発売
キリンビールは1月24日、「キリン 氷結 無糖 レモン」2022年戦略発表&新商品発表会をオンライン配信で実施。人気商品の「氷結 無糖 レモン」をRTD事業の戦略商品にすることや、シリーズのラインアップ強化を図る新製品「キリン 氷結 無糖 レモン Alc.9%」(2月1日発売)について説明した。
キリン 氷結 無糖 レモン Alc.9%
発売日: 2022年2月1日
発売地域: 全国
容量: 350mL缶、500mL缶
価格: オープン
アルコール分: 9%
発表会ではマーケティング部 RTDカテゴリーマネージャーの鈴木郁真氏が2022年戦略発表とともに、好調を続けている「氷結 無糖 レモン」が市場にもたらした新しい価値などを解説。さらに「氷結 無糖 レモン」ブランドのポートフォリオを説明するとともに2月1日に発売する新商品の詳細を発表した。
鈴木氏によると、キリンRTDカテゴリーのビジョンは「ブランド創造と育成という新たなチャレンジを行なって、RTDカテゴリーの魅力を高めていく」ことだとし、注力ブランドは「氷結」「発酵レモンサワー」「麒麟特製レモンサワー」の3ブランドを挙げた。
また、酒類市場には現在大きな変化が起きており、家庭用酒類市場でもRTDは特に勢いがあって、2022年内には新ジャンルの市場規模を超えて最大のカテゴリーになる見込みだという。このRTDカテゴリーの成長背景には酒税改定などが起因している。
成長のポイントとしては、さまざまなフレーバーがあるなかで、レモン系フレーバーがビール類ユーザーを取り込みながら市場全体の伸長を牽引したことにある。もともと最大のボリュームだったレモン系フレーバーは2021年にはカテゴリーの半分を占めるに至っているそうだ。
鈴木氏はさらに、世の中の動向としてコロナ禍における生活スタイルの変化も大きく起因していると説明。お酒の選び方・付き合い方にも変化が見られるという。「日々、うまく気分転換(リフレッシュ)して前向きに暮らしたい」というニーズが高まっているなかで、「爽快な美味しさ」で気分転換したいというニーズに応えることが、さらなるカテゴリー成長の加速につながると見込んでいると語った。
続いてRTDカテゴリーにおける課題についても言及。ビール類ユーザーがRTDカテゴリーを飲用しない理由の約7割が「甘い」だという。そこで2020年10月に発売したのがこの「氷結 無糖 レモン」だ。キリンビールが過去10年で発売したRTD商品は今日現在で368品あるそうだが、なかでもこの「氷結 無糖 レモン」は最速で2億本を突破する大ヒットとなったそうだ。鈴木氏はこれを「甘くない美味しさが評価された結果」だとし、2021年は年初計画の2倍超の1020万ケースに到達していると発表した。
この「氷結 無糖 レモン」の好調を受けて、さらにサインナップを拡大し2月1日に新登場するのが「氷結 無糖 レモンALC.9%」だ。もともと発売しているALC.7%、ALC.4%とあわせて2022年は約1200万ケースの販売を目指すという。
マスターブリュワーが「氷結 無糖 レモン」とのペアリングを紹介。ALC.9%に合う料理とは?!
続いてキリンビール マスターブリュワーの田山智広氏から、食中酒としてのポテンシャルが高いとされる「氷結 無糖 レモン」シリーズの魅力が伝えられた。本イベントの参加者にはあらかじめ「氷結 無糖 レモン」体感キットが配られており、実際に飲用体験しながら進められた。
田山氏によると「氷結 無糖 レモン」の美味しさを一言で表わすと「余計なもののない、澄みきった味わい」だという。それには氷結ブランドの「雑味のない氷点凍結果汁」と「磨き上げられたクリアウォッカ」という2大品質に、糖類・甘味料不使用の「無糖」を掛け合わせたキリンの技術力で実現していると述べた。
また、今回のアルコール度数9%の新商品展開については、市場構造グラフで解説。シーンごとに4%、7%と飲み分けているユーザーもいるが、実は9%しか飲まないという購入層が23.5%あり、しっかりした飲み応えによる満足感を求められている。つまりアルコール度数ごとにそれぞれ異なる価値を期待されているからと説明した。
田山氏は最後に「氷結 無糖 レモンは食事と一緒に飲んでもらうのが最高なので、ぜひいろいろな料理との組み合わせを楽しんでほしい」とアドバイスした。
筆者も「氷結 無糖 レモン」体感キットを楽しみながら本イベントに参加したが、田山氏が話していたとおり、新発売の9%は特徴あるレモン感と苦味がある。すっきりとした4%とは違って、飲み干したときのアルコール感は飲み応え抜群だった。