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モスバーガー、外出困難者が遠隔操作する分身ロボットで配膳する実証実験

2021年7月28日~8月31日 実施

OriHime Porter

 モスバーガー(モスフードサービス)は、オリィ研究所と協力し、外出困難者が遠隔操作でロボットを操り、店内でフードメニューを運搬する実証実験を行なう。

 今回の実証実験は、脊髄性筋萎縮症(SMA)や慢性疲労症候群(ME/CFS)といった病気のため、外出が困難な人の分身としてロボットを活用することで、こうしたハンディキャップを抱える人たちの社会参画を可能にしようというもの。オリィ研究所が開発したロボット「OriHime Porter(オリヒメポーター)」を10名のパイロットが交代で遠隔操作し、座席で待つ客のもとに商品を届け、声をかける。

 同社では、2020年11月からレジ操作を利用者自身で行なう「アシストセルフレジ」も試験導入しており、あわせて利用することで、注文から配膳までを非接触としながらも、人間同士のコミュニケーションを絶やさない形での接客を可能にする。

 実施期間は、7月28日~8月31日(8月13日~16日を除く)の平日14時~17時。実施店舗は、モスバーガー大崎店(東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 2F)。