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TechMagic、1杯30秒でハイボールなどを提供できる飲食店向けロボット

2021年5月10日 発表

TechMagicが開発したドリンクロボット

 TechMagicは、アルコールドリンクを自動で提供する飲食店向けのドリンクロボットを発表した。2021年下半期の実店舗導入を予定している。

 今回開発されたロボットは、複数のドリンクメニューを作って提供できるというもの。ロボットアームが各ディスペンサーから必要な材料を抽出し、組み合わせることで、さまざまなドリンクを提供できる。

 グラスの中の液体がこぼれないように、最適な角度・速度でグラスを運び、1杯30秒でハイボールやレモンサワーなどを提供する。同ロボットには、グラスを供給する機構も用意されており、ドリンクを注ぐ直前にグラスの急速冷却も行なえる。

 同社では、外食産業の最大のコスト要因は原材料費と人件費だとした上で、同ロボットを活用することで、慢性的な人手不足に対応できるほか、コロナ禍において人と人との接触機会も減らせるとアピールしている。

ドリンクを作成する様子