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モスバーガーのフォカッチャが7年ぶりに復活、9月22日発売

2021年9月22日 発売

フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース

 モスバーガー(モスフードサービス)は、「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」を9月22日に発売する。11月上旬までの期間限定販売となる。

 フォカッチャは2000年に発売され、秋冬の期間限定メニューとして2014年まで10回販売され、累計4000万食以上を売り上げてきた。しかし、その後は販売されておらず、7年ぶりに復活することになる。

 今回の新商品は、馬蹄型のソーセージをメインに、BBQソースをアレンジしたグランピングソースを合わせ、フォカッチャでサンドしている。価格は420円。

 同社 上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏は、「フォカッチャは具材がこぼれやすく作りにくいとお店の評判が悪かった。お客さまからボロボロ落ちて食べにくいと言われながらも、平均で400万食を売り上げてきた」と振り返る。

 そこで、今回はフォカッチャの形状をひょうたん型に改良。ソーセージを挟む向きなども変更することで、ソースや具材がこぼれにくいように工夫している。

上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏

 開発を担当した第一商品開発グループの上村優氏によれば、生地についても、小麦粉にデュラムセモリナ粉を混ぜてふんわりとさせるとともに、ヨーグルトと塩麹を入れることでしっとり感が出るように改良。

 ソースは、BBQソースよりもリッチなイメージを表現するため、グランピングソースと命名したという。ヒッコリーを燻製して香りをつけ、キャベツやナスなどの野菜で甘みを出し、揚げコショウとチリペッパーで隠し味をつけることで、アウトドア感を出しているという。

第一商品開発グループの上村優氏

 ソーセージには、天然羊腸を用いてパリッとした食感を実現しており、上村氏は「音も含めて五感で楽しんでほしい」と語る。重量も15%ほどアップしており、食べごたえにも繋がっている。

 安藤氏によれば、今回の販売目標は250万食。過去のフォカッチャは2種類ずつ販売されていたが、今回は1種類での販売となり、「ちょっと背伸びしてジャンプすれば届かない数字ではない」としている。