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日高屋50周年記念の「担担麺」、4年ぶり待望の復活。4月21日発売

2023年4月21日 発売

株式会社ハイデイ日高 代表取締役社長 青野敬成氏(右)と、広報 西口夏氏

 熱烈中華食堂日高屋(ハイデイ日高)は創業50周年を記念して、「担担麺」を4月21日に発売する。担担麺は2019年4月の「大宮担々麺」発売に合わせて、3月末に販売終了していた。今回、約4年ぶりに期間限定で復活する(終売は夏ごろを予定)。

 代表取締役社長の青野敬成氏によると、「大宮担々麺の販売中には前の担担麺が食べたいとの声が多かった」という。「大宮担々麺」との違いは、味。マスクを外す人が増え、ランチでも食べられるよう、にんにくを抑えた。また、「大宮担々麺」は卵入りでまろやかに仕上がっているが、「担担麺」は辛みが強く、パンチがきいていると青野氏。

日高屋「担担麺」
テーブルに出されると、担担麺のよい香りが広がる

 4月10日に開かれた試食会で記者も試食したが、見てのとおりの真っ赤なスープ。麺をすすると、刺激的な辛さが突き抜ける。報道陣の中には早々、むせ込む人も。辛みが苦手な人は注意が必要だ。

 辛い物好きは、食べ進めるうちにクセになる刺激。ひき肉には、ごまとねりごま、炒めたザーサイが合わせられており、食感も楽しめる。辛いながらもベースは豚骨スープなのでまろやかさも感じられる。

豚骨スープがベースの刺激的な辛さ

 青野社長が「一杯食べ終わるころには汗が噴き出す」とコメントしていたが、まさにそのとおり。ハンカチがあるとよいだろう。

復活の要望が多かったことから発売される「担担麺」

期間限定「担担麺」

・単品(640円)
・餃子セット(900円)
・半チャーハンセット(920円)

 また、3月1日から販売している創業50周年記念の「日高ちゃんぽん」は、「非常に好調」とのことで、4月3日時点で30万食を突破。予想より大幅に上回ったという。そのため4月20日までの販売予定としていたが、早めに切り上げ、「来週あたりには店によってはなくなってしまう」と青野氏。

 好評だったことから、復活の可能性はあるとのこと。50周年を記念して、今後も復刻メニューをメインにさまざまな商品を展開していくとしている。

「日高ちゃんぽん」を定番にしてほしいとの声も多く挙がったと青野氏
創業50周年記念第1弾の「日高ちゃんぽん」
今後も復刻メニューを中心に50周年企画を展開する

 さらに、季節メニューの「黒酢しょうゆ冷し麺」と「ピリ辛とんこつつけ麺」も、「復刻 担担麺」と同日に発売される。

期間限定「黒酢しょうゆ冷し麺」

・単品(600円)
・餃子セット(860円)
・半チャーハンセット(880円)

食欲がないときも、さっぱりと食べられる日高屋定番の限定メニュー「黒酢しょうゆ冷し麺」

期間限定「ピリ辛とんこつつけ麺」

・単品(640円)
・餃子セット(900円)
・半チャーハンセット(920円)

「ピリ辛とんこつつけ麺」は、とんこつベースのスープに秘伝の辛味噌の旨味とラー油の香味が絶妙にマッチ。麺は自社工場で生産している太麺を1.5玉使用。もちもちした食感に仕上げた