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スシロー、「ザックザク!ブラックモンブランパフェ」5月29日発売

2024年5月29日 発売

「ザックザク!ブラックモンブランパフェ」(中央、右)と「ストロベリーバニラパフェ」(左)

 スシローは5月28日、スイーツブランドのスシローカフェ部の新コンセプト「おいしく、わくわく、ぞくぞく。」を発表した。新コンセプトに基づく第1弾として、竹下製菓とコラボレーションした「ザックザク!ブラックモンブランパフェ」が29日に登場する。

 スシローカフェ部は、2017年に寿司を食べた後でもおいしく食べられるスイーツをテーマに、年間約50種類の新商品を開発、販売してきた。一流ホテルやスイーツ専門店で働いた経験を持つパティシエがメニュー開発を手掛けており、現在は3名の専属パティシエが所属している。

 第1弾として登場する「ザックザク!ブラックモンブランパフェ」(330円~)は、九州エリアを中心に55年にわたって愛されている竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」とコラボレーションし、同商品のパッケージをモチーフにした山型のカップを外すと、チョコソースとクッキークランチをまとった状態で、バニラアイスにチョコを混ぜ込んだチョコチップアイスが現われる。148万食の数量限定となる。

 また、新たな定番商品として「ストロベリーバニラパフェ」(300円~)も29日から提供される。こちらはストロベリーアイスに甘酸っぱいいちごソースをトッピングしたパフェとなっており、ストロベリーカラーのハート型の焼き菓子が添えられ、見た目にも楽しいスイーツとなっている。

広告宣伝部の林麻衣子氏(左)と商品開発部(スシローカフェ部)の作田潤一氏(右)

 発売に先立ち、28日に開催された発表会では、広告宣伝部の林麻衣子氏と商品開発部(スシローカフェ部)の作田潤一氏から新コンセプトや新商品が紹介された。

 林氏は「これまで菓子メーカーや有名スイーツ店、有名パティシエとコラボするなどしてきた。スイーツだけでも100億円以上を売り上げる柱に成長している。これまで大事にしてきたおいしさはもちろん、楽しくワクワクする体験を提供する新商品を続々と生み出していきたい」と語り、スシローカフェ部の新ロゴを披露した。

 作田氏は「スシローは商品開発のスピードが早い。いつ来ても新しい商品に巡り会えるワクワク感を体験していただきたい」と述べた上で、年間50種類以上の商品を発売しているが、その裏には年間200種類以上を試作し、厳しい審査を経たものだけが実際に販売していると明かした。

本家のブラックモンブランと同じクッキークランチを使用

 新商品となる「ザックザク!ブラックモンブランパフェ」については、本家のブラックモンブランと同じクッキークランチを使用し、チョコと絡めるなどすることで、本家の味わいに近づけ、最初から最後まで“ザックザク”と表現する食感を楽しめることを目指したという。

 さらに、ブラックモンブランのスティックにはくじが付いているが、山型のカップに2次元コードを記載し、これをスマートフォンで読み取ることでくじ引きが行なえるようにしている。初夏の季節には山開きも1つのイベントになっているが、山型のカップを外すことで山開きを演出するなど、遊び心も溢れている。

くじ引きで当たる景品

 ちなみに、今回の発表会が開催された都内の店舗では、さり気なく新作に関するヒントが掲示されていた。次回作は6月19日登場することが宣言されていたほか、さらに7月3日の日付とともに茶筅の写真を用いたポスターが貼られていた。