ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2023(白)

価格:3938円(2026年8月6日現在)
ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2023

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の上野さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の上野さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

上野氏:世界的なトレンドとして、ライトなタイプの赤ワインや白ワインの需要が伸びています。夏だけでなく、秋から冬にかけてもぜひオススメしたいのが、色々なタイプの食事に合わせやすく、当店のスタッフの間でも人気のこちらの白ワインです。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

上野氏:生産地はフランスのアルザス地方。「ドメーヌ・ヌーメイヤー」という家族経営でオーガニック認証を取得している生産者です。現在のワインメーカーで、柔道を長年愛する親日家のジェロームさんが以前に来日した際に、「日本人の味覚に合わせやすいワインを造りたい」と、アルザスワイン担当の私がブレンド品種の割合を決め、ジェロームさんに醸造をお願いするというスタイルで2011年ヴィンテージから始まったコラボワインです。

“エデルツヴィッカー”は元々、アルザス地方で伝統的な、その年のブドウを使用して造られるブレンドワイン。アルザスの土地と年による味わいの個性を楽しむワインとして、フランスのアルザス地方のテロワールと日本の食文化、それぞれをリスペクトしあって造られている特別なワインになります。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

上野氏:色々なタイプのお料理に合わせやすいブレンド比率にしていますが、一部このヴィンテージは醸しを行なったワイン(オレンジワインのスタイル)をブレンドに使用していて、ほどよいリッチ感や複雑さもあるので、とんかつなど脂をまとった身質のお肉の家庭料理にオススメです。ブルーチーズなどの少しクセのあるチーズに柑橘系フルーツのジャムを添えておつまみとしても。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

上野氏:食事に合わせるワインに迷った時こそ開けてほしいワインです。複数品種のブレンドなので、居酒屋や普段の食卓のように、複数のお皿が一度に並ぶときに使いやすいと思います。

テイスティングメモ

甘み: ドライ ―●―─― スイート
渋み: 控えめ ─●―─― しっかり
酸味: 穏やか ―─●―─ キリッと
重さ: ライト ─―●─― フルボディ