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この秋は「OMO5東京大塚 by 星野リゾート」でモツ三昧!? 1泊2日で大塚グルメを楽しんでみました
2022年9月20日 11:00
食欲の秋が到来!? サンマに栗カボチャ、恵みの季節ならではの美味しい食材が勢ぞろい。「何を食べようかな~」なんてランチやディナータイムがより楽しみになる人も多いのでは!? シルバーウィークもすぐそこ、遠出の予定がまだならばご近所で旅を楽しむ「マイクロツーリズム」で、気になる“食”にフォーカスしてみてはいかがでしょう。
この秋、「OMO5(おもふぁいぶ)東京大塚 by 星野リゾート」では、9月1日から11月30日にかけて「大塚モツパクツアー」を宿泊者向けにスタート。下町の雰囲気が色濃く残る大塚ならではの“モツ”と出会える本ツアーは、まさに“モツ三昧”な約2時間。体験後にはもっと“モツ”と大塚が好きになる、そんな胃袋が喜ぶ時間が過ごせます。
OMOレンジャーと“モツ”を巡る「大塚モツパクツアー」って!?
OMO5東京大塚は「大塚の街を楽しみ尽くす」をテーマにした都市ホテルで、さまざまなアクティビティやプランを提供しています。JR山手線大塚駅から徒歩すぐの抜群の立地が魅力です。大塚駅というと池袋駅の1駅前で「なかなか途中下車の機会がない」という人もいると思いますが、ここ数年で再開発が進み特に駅前エリアが激変。地域全体が下町風情と新しい街づくりが交差する魅力的な場所に進化。まさに、近場の旅の候補地としてぴったりなんです。
筆者が参加した大塚モツパクツアーは、OMO5東京大塚のスタッフから構成される「ご近所ガイド OMOレンジャー」による案内ツアー。滞在者向けに毎日17時45分から実施、案内料1名につき1000円(食事代金別途必要)で、大塚を自分の足と舌で知り尽くしたメンバーがイチオシの“モツ”店舗へと案内してくれます。お酒好きはもちろん、飲まなくても、さらに“モツ”初心者や“モツ”デビューを考えている人も気軽に参加できるのがイイトコロ。早速その内容をチェックしてみましょう。
ツアーは「モツレッスン」からスタート。関東大震災の復興時に“モツ”料理が浸透したことや、近年の“モツ”ブームまでおさらい。食べる前に基本知識を頭に入れます。「“モツ”ってどのあたり?」の質問には「肉として使われる部位以外全部」との意外な回答も。お肉だと思って食べていた部位が実は“モツ”であったり驚きも。ご近所クイズでこれから向かうお店の豆知識もプラス、レッスン後はいよいよ街へと繰り出します。
ちょっとした大塚×牛トークを挟みながら1軒目「ホルモン かみふく」に約3分ほどで到着。こちらのおすすめはOMO5東京大塚とコラボした一皿「OMOTSU セット」(770円)。一口ずつその日のおすすめ部位が味わえるツアー参加者のみ注文可能な限定メニューです。
この日の「OMOTSU セット」は、甘めの脂がじゅわっと口の中でとろける希少部位キク(菊脂:豚の小腸に付いている脂)を含めた5種類。店主のおすすめ部位の食べ比べができるうえ、種類豊富な“モツ”の確実に美味しいを味わえるお得な一皿でした。
続いては「もつ鍋」(1408円)をオーダー。醤油ベースの特製スープで仕上げた1品は、想像以上にさっぱり味。“モツ”×野菜のみのシンプル構成で、ヘルシーながらお腹にしっかりたまる印象。スープまでしっかり飲み干せば、翌朝コラーゲン効果でお肌もツヤツヤに!?
ちなみに、食事中はOMOレンジャーに「部位はどこ?」と質問するとフラッグで場所を教えてくれるので、おさらいしつつ食事が楽しめますよ。
映画のようなワンシーンも魅力。コの字型カウンターで絶品もつ焼きを頬張ろう
2軒目は大塚駅南口「大塚バッティングセンター」からすぐの「富久晴」へ。昭和22年(1947年)創業でもつ焼きの美味しさが大評判。昭和な佇まいと縄の暖簾越しに見える味わい深い雰囲気は唯一無二、まるで映画のような世界。「入りたいけど、緊張する……」そんなときでもOMOレンジャーと一緒ならば、自信を持って入店できるというもの!
早速、店主おすすめの「シロ」(140円)と「カシラ」(140円)をオーダー。焼き上がりを待つ間は継ぎ足しの秘伝の味わいがたまらない「もつ煮込み」(400円)を。旨味が染みた大根&モツたっぷりの具沢山「もつ煮込み」は、誰もが頼む人気メニューです。
備長炭で焼き上げた絶品もつ焼きには、特製ダレ2種(辛味噌・刻みネギ)をプラス。もちろんそのままでもOK。その美味しさについつい本数を重ねても1本140円と明朗会計なので、初心者も安心。店主の人柄のよさやお店の活気も相まって、リピートしたくなるそんなお店でした。
なお、2軒訪れたあとは頃合いをみてOMO5東京大塚に帰還。自分自身の“モツ”を労わる乳酸飲料を受け取り、ツアー終了に。「ヨーグルッペ」を飲みながらしばしまったり。“モツ”を知り、食し、さらに自分の“モツ”もケア。まさに“モツ”尽くしの2時間でした。
翌朝は東京名物「深川めし」風のリゾットから。カフェの絶品クッキーも見逃せない!?
2日目も朝食からグルメなメニューが目白押し。全7種の「OMOrning リゾット」を味わうことに。おすすめは東京という土地ならではの「深川あさり」。深川めしをイメージし、あおさもたっぷり。貝のお出汁が利いたじんわり染みる味わいで、前日夜についつい食べすぎても安心。胃袋を癒しつつ、待ち構える大塚グルメに向けて準備を整えることができます。
なお、朝食を提供する「OMO カフェ」では地元のお店のスイーツも販売中。おすすめは「Kuri.collon」のお菓子たち。バターとアーモンドプードルの味わいがたまらない「フィナンシェ」(220円)に、ぽくぽく食感でリピ買い確実の「くるみクッキー」(250円)、さらに大塚限定仕込み味噌入りの「味噌クッキー」(250円)と種類も豊富。
「ぽんでcoffee」のオリジナルブレンドと合わせて、自室やカフェ、ラウンジでのティータイムやブレイクにもいいですよ。
都電探索ツアーで地元名物もチェック。あんバタどら焼きに限定緑茶でほっこり気分
朝食後は11時(9月30日までは9時)スタートのOMOレンジャーガイドツアー「都電を見つけるお散歩」に参加。大塚といえば、都電荒川線が名物のひとつ。車両が走る沿線を散歩しながら街の歴史を学び名物を巡ります。時間は約1時間。定員は最大10名まで。参加は無料ですが、チョイ食べ希望の場合はお小遣いを持参するのがベストです。
ツアーでは、駅前開発の話から、もともとは都電は現在のバス同様の役割があったことなどを聞きながらテクテク。駅前ではレア度の高い昭和初期の東京市電をイメージしたレトロな9000形とクラシックモダンな装いの7700形が並ぶワンシーンも。
都電をひとしきり愛でたあとは「サンモール大塚商店街」へ。お目当ては昭和12年(1937年)創業・老舗和菓子店「千成もなか本舗」。ひょうたん型のカラフルもなか「千成五色もなか」(5個入り600円)が有名です。
と、ここで注目したいのが棚の上段に並ぶ「どら焼きの皮」こと「和風パンケーキ」(ミニ・レギュラー各220円)。しっとりふわふわのどら焼きの皮がたっぷり、その美味しさと自宅でアレンジもできる自由さで大人気なんだとか。
プラスして、OMOレンジャーおすすめの路面店ならではの「あんバターどら焼き」(330円)も体験。ちょうどどら焼きの皮焼きあがりタイミングだったので、ほかほかの皮にカルピスバター、リクエストでうぐいす餡をサンド。ほどよい軽さのうぐいす餡に濃厚バター&振られた岩塩がベストマッチ。都電を眺めながらの美味しいひとときは、まさに癒しの時間です。
「大塚天祖神社」でのお参りを経て、ツアーも終盤。ラストはお茶の販売を手掛ける昭和30年(1955年)創業「マルキク 矢島園」へ。こちらはOMO5東京大塚の朝食やカフェタイムに提供される「緑茶 de アールグレイ」(3g・3袋で210円、5g・10袋で864円)を生み出したお店。
パワフルな店主に勧められ「紅茶 de アールグレイ」をゴクリ。御茶処・静岡牧之産の緑茶に国産ベルガモットが香り、新感覚のすっきり感にびっくり。一口飲むごとに清涼感が広がり、香りでリラックス効果も。まさにシーズンレスで楽しめる1杯。
水出しでもしっかり出る茶葉パックは、「ウォーターボトルに1袋入れて振るだけでも十分楽しめますよ」と店主。大塚散策のおともに、マイボトルで地元ならではのお茶片手に散策。地球にやさしいサスティナブルな体験とともに、美味しいフレーバーティーが楽しめるなんて素敵ですよね。
もっと大塚を知りたい!? ならば地元気分で銭湯&出前体験を追加しよう
もっと大塚が知りたいならば「下町大塚のんびり銭湯プラン」(1泊6740円~、3名1室利用時1名あたり)での予約はいかがでしょう。地元民に大正時代より愛される銭湯「大塚記念湯」の入浴券や特製てぬぐい、さらに浴衣一式が滞在とセットのプランなんです。
大塚グルメをたっぷり頬張ったあとに地元民気分で銭湯へ。サービスのドリンクorミニビールを受け取ってオリジナルの「大塚湯上がりマップ」片手にそぞろ歩き。気になる居酒屋でもう1杯なんて、まさに旅の醍醐味がそろっています。飲食がセットになった、東京都民限定の「もっとTokyo特別企画“下町大塚のんびり銭湯プラン”」も9月1日より販売中。都民ならば迷わず予約をしたいところ。
お部屋でくつろぎたい場合やお腹に余裕がある場合は、スタッフが大塚グルメを厳選し客室まで届けてくれる「Go-KINJO 出前レンジャー」(2000円~5000円 ※配達料1000円別途必要)の利用や、「ご近所マップ」前に置かれた近隣店舗のチラシを頼りに事前予約や訪問もひとつの手。
今回はおにぎり屋さん「おにぎりぼんご」にて事前予約しお持ち帰り。長蛇の列も並ばずにスッと受け取り、できたてのままホテルで頬張ることができました。
「美味しいものがありすぎて食べ尽くせない!?」そんなうれしい悲鳴が聞こえそうですが、そんなときでも「マイクロツーリズム」ならば、「来週また来よう」が叶います。都内在住や勤務ならば明日途中下車で街に再訪も可能。
もちろん次行くお店に迷ったらホテルに再び滞在し、新たな美味しさを教えてもらう。そんな幸せなグルメルーティーンを後押してくれる、それがOMO5東京大塚なんです。
「降りたことのない駅には美味しい出会いが待っている!」を合言葉に、ぜひこの秋は大塚でグルメな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。