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丸亀製麺「焼きたて牛すき釜玉うどん」復活。まぜるほど旨い「うま辛まぜ釜玉うどん」も登場

丸亀製麺唯一の“麺匠”が語る麺の美味しさの秘密

2023年10月17日~12月上旬 販売

丸亀製麺「焼きたて牛すき釜玉うどん」「うま辛まぜ釜玉うどん」

 丸亀製麺は「焼きたて牛すき釜玉うどん」と「うま辛まぜ釜玉うどん」を10月17日~12月上旬に販売する。

 丸亀製麺の秋の戦略は「うまいの進化がとまらない 食欲開放!丸亀製麺の秋」を掲げ、秋に合わせた新商品が登場。職人が腕を振るった、作りたて、できたての商品を提供する。一足早く試食したので紹介していこう。

丸亀製麺「焼きたて牛すき釜玉うどん」

販売期間: 2023年10月17日~12月上旬
販売場所: ロードサイドを中心とした全国約600店舗(ショッピングセンター内店舗は取扱なし)
価格: [並]790円、[大]930円、[得]1070円
※持ち帰り不可

焼きたて牛すき釜玉うどん

「焼きたて牛すき釜玉うどん」は2022年春に発売し、約1年半ぶりの復活となる。注文ごとに牛肉をコクのあるすき焼き風味に仕立て、焼きたてで提供。アツアツの「釜抜き麺」に濃厚な味わいのとろける玉子がよく絡み、旨みあふれる牛すき、うどんと三位一体の美味しさになっている。

 うどんがアツアツなうちにかきまぜることで玉子に火が入り、半熟のとろっとした状態でも楽しめる。好みで卓上の「だし醤油」をかけて味変できる。

 トリドールホールディングス 商品開発部の浦郷裕介氏は「一口めはまずお肉を食べて、肉のみの味わいを楽しんでもらいたい」とコメント。

 うどん、全卵、牛すきのシンプルな構成で、肉の旨味と玉子の濃厚さ、具材がよく絡むうどんが一体となり、食べ応えがあるのに箸がどんどん進んでまた食べたくなる。

ガ―っと一気に混ぜると、たんぱく質の熱変性で玉子がふわっとする
記者のおすすめは薬味のしょうがトッピング。ちょっとお高めのすき焼きのような、肉の旨みやコクはありながらも上品な味わいになる
「だし醤油」をかけると、味がキリっと引き締まる

丸亀製麺「うま辛まぜ釜玉うどん」

販売期間: 2023年10月17日~12月上旬
販売場所: 全国の丸亀製麺
価格: [並]740円、[大]880円、[得]1020円
※持ち帰り不可

うま辛まぜ釜玉うどん

「うま辛まぜ釜玉うどん」は以前、一部店舗のみで販売していたが、初の全国販売となる。

 ゆでたての「釜抜き麺」に、特製うま辛ぶっかけだしや食感や味わいの異なる6種類の具材が混ざることで完成する一杯。まぜればまぜるほど、うどんと食感の異なる具材、まろやかな卵黄が一体となり、深い旨味が生まれる。

 やみつきになる味わいにするため、うま辛ぶっかけだしには牛テールスープの旨み、こってりとしたてりやきだれが入っている。さらに肉そぼろの味付けのにんにくやしょうが、白髪ねぎに和えられたラー油のピリ辛さがやみつき感をアップさせている。

 また、無料で提供している5種類の薬味を追加して自分だけのアレンジができるほか、〆にひと口ごはんを用意して、具材感と汁を最後のひと口まで堪能できる。

具材詳細
無料薬味はすりごま、天かす、ねぎ、七味、しょうが。〆のひと口ごはんを用意
味はやや濃いめ。しっかりとまぜた方が美味しい。なんだかビビンバ丼みたい
天かすとすりごま
よくまざった具材とだしを最後のひと口まで堪能できる

丸亀製麺唯一の“麺匠”藤本智美氏が語る「釜抜き麺」の美味しさの秘密

丸亀製麺 麺匠 藤本智美氏

 丸亀製麺唯一の“麺匠”である藤本智美氏は、全国の店舗を訪問し、麺の打ち方、ゆで方、提供する麺の鮮度などを確認し、スタッフへ技術指導を行なっている。

 今回発売する「焼きたて牛すき釜玉うどん」と「うま辛まぜ釜玉うどん」に使っているのは「釜抜き麺」。藤本氏は「通常の麺との違いはゆでた後、水で締めるかどうか」と説明。

「釜抜き麺」はゆで釜から直接すくいあげ、水で締めない麺。毛羽立った見た目と、ふわふわもちもちの食感が特徴だ。そのまま食べると、ほんのりとした甘みと最後に塩味が感じられ、うどん本来の国産小麦の甘さと香りを楽しめる。

 釜玉うどんはうどんと具材との一体感を出した方が美味しいため、微妙にざらついた表面に具材や玉子がよく絡む「釜抜き麺」を採用した。焼きたて、作りたて、できたてのうどんを提供できるのは、丸亀製麺ならではの強みという。

麺匠の藤本氏が「釜抜き麺」を実演調理。うどんカキを巧みに使い、手際よく麺をよそっていく
ふわふわもちもちのゆでたてうどん。ほんのりとした甘みと最後に塩味を感じる
麺匠 藤本智美氏(左)とトリドールホールディングス 商品開発部の浦郷裕介氏(右)。「同じ商品でも必ず進化させて出し、お客さまに喜んでもらいたい」と開発の想いがあると語る